小林祐介
inu2012/04/22
Moiré2012/04/12
この度「Moiré」(モワレ、モアレ)という企画を3ヶ月連続で行います。
これまでTHE NOVEMBERSの自主企画は「首」という屋号で行って参りました。
しかし、この度の「Moiré」は僕が個人的にやりたいと思っていること、意思表示をしたい部分、に焦点を置いているために、敢えて別の屋号を構えました。
今後の展望については、THE NOVEMBERSはもちろん、僕のソロ活動や、音楽以外の場においても継続していくつもりの企画です。
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世の中には、面白いことが沢山ありますが、結局、自分が楽しむ為には自分で面白いことをするのが手っ取り早いのだと、気付きました。これからいろいろ面白いことをやっていこうと思います。乞うご期待。
小林祐介
am1:54の手記/LAD MUSICIAN2012/04/05
夜の続きです。(日付が変わって)今日は代々木第二体育館でLAD MUSICIANのコレクションがあり、そこで演奏してきます。
文字通り「体育館」なので、ライブハウスと違ってすごく音が響く会場です。どんな音になるんだろう。
LAD MUSICIANの服も、モデルの方々も皆美しいはず。美しいもの、大好き。
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生まれてからいつの間にか、美しいと感じるものや、かわいいと感じるものや、好きだなと思える人についての価値基準が、僕の中で出来上がっていました。選んできたものもあるし、知らぬ間にそうなっていたものもあります。
そして、それは更新されていく(生きてるから)ものですが、一度芽生えた美意識や価値観は大して変わっていないように思います。分化したり、条件がついてきたり、理論によって傾向を知ったり、知識によって名前がついたりしつつも、結局美しいものにしか僕は感動していません。
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Theピーズに「シニタイヤツハシネ」という僕の好きな曲があります(実際に歌詞を見て聴いていただきたいです)。この曲に関して、僕の友人がこんなことを言っていました。
これは「死にたいやつは死ねばいいと思う。いつでも、どこでも、誰とでも死ねばいい。だから、君だけは死にたいなんて言ってくれるな。」という曲なんだ。
その時、これは応援歌だなぁと思いましたし、こんな感じ方の出来る友人を尊敬した瞬間でもありました。
小林祐介
wire2012/03/28
午後に目が覚めても2012/03/24
写真で見ると髪がやたら伸びていたぜ?もし切りにいくとしても
「痛んだ毛先だけ、残してください」(「パンツの裾あげをして、切った部分だけ持って帰る」時の感じで)
って注文するぜ?ワイルドだろぅ?
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以下、我々の新曲、、もとい、NIRVANAトリビュートの「STAY AWAY」です。
The Cure、The Smithsトリビュートなどがここ日本で出ることがあった場合に、僕はそこに呼ばれなかったとしてもいつのまにかその場に現れ、いつのまにか参加し、いつのまにかイニシアチブを握り、いつのまにか収録曲の7割を我々が独占してやりたい気分です。いっそ自分達で作った方が早い、か。
小林祐介
すごい2012/02/29
僕たちがずっと一緒に仕事をしているtriple time studioが、インディーズのバンドの応援パックのような粋なものを期間限定で始めていたようです。素敵な心意気。triple time岩田さんは、現在進行形でシーンの歴史を作っていると感じられる数少ないエンジニアだと僕は思っています。
triple time studio web site
triple time studio facebook
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小林祐介
泡みたいだな2012/02/29
慎重に、丁寧に、大事に過ごしたいと思いつつも、やることの多さや考えることの多さに翻弄されて、日々がただ慌ただしく過ぎていってしまいます。
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ここ最近は、曲づくりと、NIRVANAトリビュートにまつわる作業をしていました。自分の曲なんじゃないかと錯覚するくらい入れ込んでいました。
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wilcoを聴きながらこれを書いています。スカッとするぜ。本当によ。
小林祐介
2月4日、アストロホールを終えて2012/02/06
久しぶりにblgtzと共演出来たことがとても嬉しかったです。何より、光栄に思います。
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19歳の頃にblgtzと出会いました。もし田村昭太に出会っていなかったら、いまの自分はありません。もしかしたらバンドを続けていなかったかもしれません。
彼は気高さというものを僕に教えてくれました。言葉以外の形でです。
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「いまの自分では到底辿り着けない」ほどに激しく、美しく、眩しいものに触れる(もはや触れることもかなわないかもしれない)と、僕は勇気が出るし、とても幸福な気持ちになります。
「ああ、世界にはまだこんなにすごいものがある、太刀打ち出来ないものがある、自分はまだ何もしていないじゃないか」と思うと、未来には可能性だけがあるような気持ちになります。今日を惜しみなく生き、明日を想いながら夜を過ごせるのです。
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大衆の恨み辛みや妬み嫉みの精神を恐れ、毒され、優れたものが庶民的なふりをしたり、劣っているふりをする。
大衆に支持されるには、収入は多くない方がいい、謙虚さをまとった方がいい、少し馬鹿なふりをした方がかわいがられる、、、、ハードルの低さを競うような芸能の退屈さ。虚勢されきった雛形だけが予め用意され、そこで踊る以外道がないような錯覚。つまり、世間は世界じゃない。
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どこまでも容赦なく、残酷なまでの選別があってこそ美は美じゃないか。僕は何も大目にみないし、みられたくない。ああ今日もやることが多いぞ。
あなたが世の中を眺めた時に、あまりに退屈で失望することが多いのだとしたら、それに対してご丁寧に絶望などしてやらずに、微笑み、置き去りにしてしまおう。僕たちはこれからの人間だ。
小林祐介
もう僕は待たないで 次のヒトになろう。2012/01/20
朝起きて雪が降っているので気分が良いです。
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今日はこれからスタジオです。よい一日を。
小林祐介
皆殺しのバラード2012/01/17
今日はこれに行ってきました。
浅草橋の路地が異様な雰囲気でおもしろかったです。パフォーマンスを囲むオーディエンスが次第に円形になっていく様やら、道行く人の反応も含め、日常生活では見られないものがありました。公道に横たわる人をただ見つめる機会なんてなかなかありませんしね。
そして私は得意の思い込みでギャラリーのある浅草橋ではなく浅草をうろうろし、あるはずのないギャラリーを探し、謎の定食屋の近くでシガー•ロスを聴きながら途方に暮れていました。はて解せぬ、という気持ちを抱えたまま紆余曲折を経て(この間にも阿呆な出来事がいくつかありましたが割愛させていただきます)なんとかギャラリーに到着した次第です。
細かな住所を伝えたにもかかわらず「とりあえずこの道をあっち」というラフな案内に終始したおまわりさんにも感謝しております。聞き方が悪かったのかな。シカゴ訛りがでちゃったのかも。
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小林祐介
牧神の午後2012/01/14
東京文化会館へバレエを観に行きました。ニジンスキー・ガラ。美しかったです。普段歩いたり、頬杖をついたりするのと同じ肉体を使って、あんなに美しい表現が出来るなんて。語るのは言葉だけじゃないんですね。踊るのは身体だけじゃないんですね。観に行けてよかった。友人に感謝。
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岡崎京子先生の「へルタースケルター」実写化のニュースを今日知りました。「ヒミズ」に続きわくわくしています。
吉川こずえ役が水原希子さんとのことで、個人的に歓喜しております。イメージぴったり。太田莉菜さんもきっと似合いますね。美しい人が好き。
小林祐介
新年も九日を過ぎて2012/01/09
謹んで新年のお慶びを申し上げます。本年も倍旧のお引き立ての程宜しくお願い申し上げます。
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年末年始と体調を崩してしまい、寝てばかりいた。
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明日はo-nestでライブ。
小林祐介
am0:57の手記2011/12/23
TOMOE追加公演、無事終了いたしました。People In The Box、tacicaに拍手を!
(実は「友へ」なんて書き方が出来てしまうあたりは出来過ぎでしょうか。)
People In The Boxと、tacicaと、あなたと、お互いがこれから同じだけ歳をとって、外のいろんなところでいろんなものを見て、聴いて、触れて、それからまた音楽をきっかけに(僕の場合は)会えたら素敵だなと思っています。それがいつかは全く分からないけれど、その時までお互い元気で。
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3104丁目のダンスホールに足を向けようと思っています。
小林祐介
夢のあとのあと2011/12/21
トイザラスへ行ってきた。2011/12/20
/llll/2011/12/17
TOMOE追加公演、大阪、名古屋を終え、東京へ戻ってきました。次はファイナルです。
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ふと、石田ゆり子姉さんのことを考えてしまう。
小林祐介
小声2011/12/12
音楽雑誌「MARQEE」のPeople In The Box特集に寄稿を、髭(もちろんバンドの)特集にコメントを寄せました。どちらも大好きな音楽なので熱が入りました。機会があったら是非読んでみてください。
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ありとあらゆる社会不安に直面し、慌てふためく間もなく、気力体力人情甲斐性などがまるで泡のように流れていってしまうような昨今ですが、お楽しみはこれから。
小林祐介
( )2011/11/25
随分と寒くなってきましたね。
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明日26日で「To Two( )melt into holy」と銘打ったツアーは終了です。明日会う人も会わない人もそれぞれの良い夜を過ごせたらいいなと思っています。
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小林祐介
トランスオレンジ特急2011/11/21
大阪、名古屋の公演を終えた。あとは東京のAXを残すのみ、8月からあっという間だったな。
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よしき君に教えてもらった映像。「嬉し泣き」という名前がつく前の、ただ感情が溢れてしまった時のアノ。
いつか自分に子供が出来たら、こんな風に溢れる程愛したいな、と思うと同時に、自分をたくさん愛してくれた両親に感謝しています。
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子供の感情表現が未分化なのは、単純に経験値が少ないから。生まれたての赤ん坊は泣くか泣かないか、とすら言える。
未熟で、未発達で、無知で、無防備でいられるほど、この世は甘くない。時にそれらは「純粋さ」として崇められたり、美しいと言われたりする。そして子供は自分が未熟で、未発達で、無知で、無防備なことに気付かないものだ(僕は気付いていなかった)。そう考えると自分の未熟さ、未発達さ、無知さ、無防備さを知ることが大人への第一歩と言えるかもしれない。(ゴミの出し方や、オシャレ着洗いを知らないということを認識した私。41歳にして大人初級者。白帯です。)
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sleepy.ab、「Pain」の歌詞「短いとか儚いのが切なくてきれいだいう思い込みが、全てを神聖にしようとする」
昆虫キッズ、「裸足の兵隊」の歌詞「何か大きなものを見に行こう」
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未熟で、未発達で、無知で、無防備でいられるほど、この世は甘くない。自分の子供に「ここがきれいな場所よ」「これが美味しいものよ」「あなたもこれからそういうものを見つけていくのよ、楽しみね」と何の迷いもなく言えるような生き方をしたいなぁと思いつつ、そういう気持ちですらどこかで軋轢を生み誰かを傷つける世の不条理さよ。悪は争いを生まない。自分が悪だと思いながら、何かを争ったりしないと僕は思う。より良い世界を夢見ながら争う。
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なんて、窮屈ことをつらつら書いてしまいましたが、やはり楽しい気分が素敵ですね。BOOさんの映像をみてお開きにしましょう。
小林祐介
星たちの息子2011/11/15
福岡、広島の公演を終え、東京の部屋へ戻ってきた。
どこか遠くへ行く度に、心細くなる度に、恋人のことを考える度に、
「どこへでも行けるのは家があるから」という友人の書いた歌詞を思い出す。
家は部屋じゃないし、旅は移動じゃない。
自分がどこから来たのかを知らない人は、どこへも行くことは出来ない。
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僕たちはどこから来たのだろう。心の家はどこだろう。
小林祐介