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花束2012/08/27

残された僕たちはこれからも、それぞれの日々を惜しみなく生きていく。
自分が死ぬとき「あぁ、全てこれでよかったんだ」と思えるような、そんな人生を送りたい。

ケンゴくんのアルペジオが元になって、僕との共作のような形で出来た曲がある。
旅立つ誰か、残された誰か、それぞれの明日を祈ってる、そんな曲。
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大切な人が、とても大切にしていた存在がなくなるということがあり、どうして世の中にはこんなにもどうにもならないことがあるのだろう、と考えてしまった。

しかし、こんなに悲しくてやりきれなくても、出会えたこと、一緒に過ごした時間に対しての感謝や喜びは永遠だと思う。周りにいた誰もがきっとハッピーだったと思う。
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ミソと一緒にいるとき、恋人がいつも笑顔で嬉しかった。ありがとう、すごくハッピーだったよ。

小林祐介

ぼくのバラ色の人生2012/08/21

久しぶりにゆったりと昼間を過ごしています。耳をすませばを観たり、藤子•F•不二雄の異色短編集を読ンダリ。
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夏になるといつも子供の頃のことを思い出します。

僕は子供の頃から「男である」とか「女である」とか「男らしい」とか「女らしい」とか「男のくせに」とか「女のくせに」ということを意識しながら生きてきました。

母親や、祖母が鏡の前でお化粧をしている様子を見るのがとても好きで、幼稚園生くらいの頃に黙って口紅を塗ったりしていました。そして「男の子はお化粧はしないのよ」と叱られたような記憶があります。どうだったかな、母親や祖母は笑っていたのかもしれないけれど「やばい」と感じたことで記憶が歪んだのかもしれません。
ただ、子供ながらに初めてタブーのようなものを破った興奮と、恐怖を感じていたような気がします。

小学生になり、女の子向け(と言われている)のアニメをみたりすることでからかわれたり、好きな色が赤やピンクだとからかわれたり、髪を伸ばそうとするとからかわれたりするような社会で生きる羽目になりました。(程度の差こそあれ、いまでもそういう場所で生きていますが。)
もちろん当時の僕からすれば、恐怖でしたので「セーラームーン気持ち悪い」とか「青とか黒が好き」とか「伸ばすのは前髪だけにしよう」などと考えるようになりました。
「みんななんて嫌なやつらなんだ」と周りにいる人達を疑うような習慣がつきました。しかし、そんな中でとても自由そうに、楽しそうに生きている2つ上の兄のことは尊敬していました。遊びに行く時もよく一緒に連れて行ってくれました。僕は同級生の子と遊ぶような習慣があまりなかったので、心配してくれていたのかもしれません。

クラス内の一部のやんちゃなやつらにだけいじめられる、という侘しい数年が過ぎ、小学4年になったころIくんというカリスマに出会います。
Iくんはいつも人に囲まれている人気者で、足が早く、サッカーが上手で、ユーモアがあり、みんなから「師匠」と呼ばれていました。
僕がいつも通りからかわれながら下校していると、そのIくんが「一緒に帰ろう」と声をかけてくれました。誰も彼には逆らえないので、いじめっ子達も退散して行きました。涙が出る程心がふるえたのをよく覚えています。「助かった」というよりは「何この人超かっこいい」という感動が大きかったです。
彼の誘いもあり、その後サッカー部に入ったり友達が増えたりと、どんどん学校生活が楽しくなっていったはずなのですが、何故かそのあたりの記憶は本当に曖昧でよく覚えていません。。

見方によっては、僕は性について想いを巡らすのが早かった子供のような気がします。(実際に他の人がどうなのかは知らないけれど)
いまでもそうですが、女性について、男性について、の見解で話が合う人はあまりいません。

こういう話をしている時に、友人から「ぼくのバラ色の人生」という映画を教えてもらいました。
詳しくは書きませんが、とても好きな映画です。
性同一性障害の主人公、リュドヴィック役の男の子がとてもかわいいのです(同い年)。

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僕の場合、美しいものに出会った記憶や、楽しかった記憶は、思考を伴わないものが多いような気がします。ただひたすら興奮していたり、没頭していたり、、、。そして何より、すぐ忘れてしまったりします。

反対に、嫌な記憶や、悲しかった思い出は、自分の心のバランスをとるための思考、その場をどう切り抜けるかについての思考、、などに満ち満ちており、その時の感覚がいまだに生々しく思い出せます。なかなか忘れられません。
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過去を振り返ったとき、いまだったらこうするのに、と思うことばかりですが、僕はそのひとつひとつに対して後悔はせず、反省するだけにしています。後悔は過去を直視し続けること、反省は過去を視界の隅に入れておくことだと思います。
生きることを歩行に例えると、前者は危ないですよね。水たまりにも落とし穴にも気付けません。テリブルテリブル。
ただ、反省ってすぐ忘れるんですよね。免罪符的に「大丈夫大丈夫、おれっち今バッチリ反省したから。」と体良く自分を許し、可愛がれるような思い込みは、実に容易いのです。

小林祐介

新木場STUDIO COASTを終えて2012/08/15

「UKFC on the Road 2012」
新木場STUDIO COAST終了。

笑顔の人がたくさんいてよかった。


LOST IN TIME海北さんが撮ってくれた写真。

海北さんの歌声は、本当に彼の人柄そのものだな、と改めて思いました。
明日や未来というものについて、あんな風に高らかに歌い上げるということは、今をわかっていないと出来ないし、様々なしがらみや足を引っ張る何かとの付き合い方に対して自覚的でないと出来ないと僕は考える。それらの存在を認めながらも視界にすら入れず振り切るのか、敢えて目を合わせたまま先へ向かうのか、どこへも向かわずとことんやり合うのか、「無かったこと」にするのか、、、、
どれが正解なんてことはないけれど、どうせなら素敵な気持ちになりたい、美しいものや場所を見に行きたい、心を震わせる音を聴きたい、一日じゃ足りない。やっぱり心にも明日がないと、今日をうまく過ごせない。
しかし(よく書くけれど)明日がくる保証は誰にも無く、単に見込みがあるだけなので、祈るしかない。
漫然と「明日はもたらされる」ように思い込むことは、心の贅肉になる。目を淀ませる。想像力を鈍らせる。暇が退屈に変わる。

といろいろ書きましたが、明日について想うことは今日をより豊かにし得る、ということが言いたかったのです。
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17日のDJで流す予定の曲(主にニューウェイブ、ポストパンク、ゴスなど)を選びながらこれを書いています。
「SODOM – Neo Dark Age Queer Dance Party -」

徹底された美意識を感じる、とてもクールなイベントです。

18日のTHE NOVEMBERS(Acoustic set)と共に、是非。
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アベンジャーズを観に行きたい。

小林祐介

Love cats2012/08/12

The Cureについて書きます。彼らについて知ったのは、L’Arc~en~CielのギタリストKEN氏が音楽雑誌でThe Cureからの影響を公言していたからだと思います。
その後、The Smithsと共に、僕がポストパンクやニューウェイブ、ゴシックなものにハマるきかっけになったのがThe Cureでした。
初めて買ったアルバムは「Kiss Me, Kiss Me, Kiss Me」。
透明感があって、どこまでも甘く人工的で、凍てついたような音や楽曲に心を奪われました。
ボーカルのRobert Smithに影響され、THE NOVEMBERSの初期の頃の僕は、黒い服を着て髪の毛を立てたりボサボサにするようになりました。

以前こんなことをブログに書いたことがあります。
http://the-novembers.com/weblog/2741/

僕は、音楽の系譜の中の自分自身について自覚的でありたいと思っています。
「自分が焦がれたあの人は、どんなものに影響を受けたのだろう、さらにそれより遡っていくとどんなものがあるのだろう。」
規模の差こそあれ、僕もどこかの誰かに何かしかの影響(善かれ悪かれ)を与えていることを自覚しています。
自分がどこから、どんな道筋でここまで来たのか。
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ということを書いたのも、ここ最近、自分より若い人から「影響を受けた」と言ってもらえる機会が何度もあったからです。とても嬉しい。Robert Smithに感化されたとき、僕はすごく素敵な気分でした。そういうものを、誰かに与えることが出来たのなら、それはすごく素敵なことだと思うのです。

/小林祐介

言葉でしか話さなくなった2012/08/10

久しぶりの更新になってしまいました。書きたいと思うことはたくさんあったのですが、毎日のやるべきこと、やりたいこと、やらなくてもいいけどやりたいこと、やりたくないけどやらなくてはいけないこと、などに精一杯でなかなか書けませんでした。

まとまらないので分けて書きます。
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「Moiré.3」を終えて

あの日、あの会場で、あの編成ならではのステージを作ることが出来てとても幸せでした。
たくさんの方の協力があり、いつもの4人では、ましてや僕1人では絶対に実現出来ないものだったと思います。
きっと1人では出来ないからわくわくするんですね。

観に来てくれた人の顔がよく見えた日でした。(髪をオールバックにしていたからかな。)

「Moiré」は現時点では東京でしか実現出来ていませんが、もっとたくさんの場所で、たくさんの素敵なことをしてみたい、と毎日思いながら僕は暮らしています。僕にとっても、あなたにとっても特別なことがしたい。
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UKFC on the Road 2012

BIGMAMA
[Champagne]
POLYSICS
the telephones

との共演。

どのバンドも1年前と変化していました。とても素敵なことに、僕にとってその変化は実に心が躍るようなものでした。

変わらない美学は確かにある。
(意志を持って)変わらない自分と、(意志の有無にかかわらず)変われない自分を引き受け、「今」を肯定する。

その逆もあるだろう。常に過去を引き受けながら、変わっていく自分の「今」を肯定する生き方。

僕自身について書くと、自覚的に変えたこと、自然と(何が自然なのかはわかりませんが)変わったことを含め、昔の自分とはずいぶんと変わったなと感じています。世界もずいぶん変わって見えますし、実際に変わり続けていますね。

どちらにしろ、誰がなんて言おうと「今」の自分や、自分のやっていることに対して誇りを持てている5バンドが集まったと僕は考えています。みんなすごいバンドなんだよ、本当に。
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現在(ひっそりと)レコーディング中の次回作について。

世の中何があるかわからないので「絶対に発表する」と宣言出来ないことは心苦しいのですが、発表するつもりで毎日作業をしています。これまでに作らなかったもの、作れなかったものを、作っています。
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現在(ひっそりと)レコーディング中の次回作の、さらに次回作について。

世の中何があるかわからないので「絶対に発表する」と宣言出来ないことは心苦しいのですが、上記のものとは全く別のものを作るつもりです。仮面ライダーシリーズで言うならば、アマゾン、でしょう。
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穏やかな毎日を大事にしながら、僕は、僕の心がどうにかなってしまうような瞬間を求めています。嬉しいとか、悲しいとかではなく(何と呼べばいいのかわかりませんが)自分の中から何かが溢れてしまいそうな、自分がめちゃくちゃになってしまいそうな瞬間。
中学生の頃、失恋の痛手から、誰か僕のことをめちゃくちゃにしてくれ、と身を棄てたような考え方を本気でしていましたが、それとも違う。
ケンゴくんがカラックスの映画について話す時に「走ってる」という表現を使います。映画を観た人ならわかるかもしれませんが。なんだかそれに近いような、いや、いざ言葉にすると違うような。

小林祐介

明日を歌う2012/06/30

作業に明け暮れております。
来る7/17「Moiré.3」にて新曲を演奏します。「Moiré.0」に触発された曲もあります。

自分が自分以外の何かと関わり(関わってしまった、も含め)、それを意図的、確信的に、豊かさに繋げようと努力し、実行することの大切さを実感する毎日です。僕の暮らしと人生ではね。


(photo by OZK)

小林祐介

君にはどう感じられるのだろう2012/06/13

ライブと作業に明け暮れる日々。チョモとのツアーはとても充実した時間で、たくさんの人に会えて嬉しかった。
体調を崩してしまい帰郷した女の子がステージから見えた。お互い頑張ろう。

club SONIC iwakiのバックステージにあったピアノでSigur Rósの曲を練習しました。


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「Moiré.0」
http://moire0.tumblr.com/

たくさんの方から作品が投稿され、とても嬉しいです。どうもありがとう。
ひとつひとつが「( )」へのリアクションだと考えると、どの作品も興味深いですし、素敵だなと思う作品もありました。
一緒に何かやりたいなぁ、と日々考えております。やるつもり。

ちなみに、作品の投稿は8月31日まで受け付けておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
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大雑把な内容と、宣伝文句を意識し過ぎて、あえて観ないでいた「ぼくのエリ」(監督/ トーマス・アルフレッドソン)
を先月あたりに観ました。4回も。とても好きな作品でした。しかし、僕がまさに翻弄されたイメージ付けも含めた宣伝の仕方や、邦題が悪い。ネタバレになってしまうので詳しくは書きませんが、ここまで先入観に邪魔をされたのは久しぶりでした。
世界の9割9分以上に対して先入観しか持てていない僕は、それを「出来事」より前にある思い込みとして、自分なりに正しく扱う努力をするべきだなと思いました。どれもこれも、実際に見に行きたいよ。
そして、自分の想像を超える程に美しいものに感動したりする。自分の想像したものの方が美しかったら、それをどうにかして違う誰かに見せようとするのだろう。毎日、近いところも遠いところも想像してる。

小林祐介

V.A「dip tribute ~9faces~」2012/06/06

V.A. 「dip tribute ~9faces~」
2012年6月6日(水)発売
UKDZ-0126 ¥2,500(税別)
DAIZAWA RECORDS/UK.PROJECT inc.

01 TIME ACID NO CRY AIR / MO’SOME TONEBENDER
02 SUPER LOVERS IN THE SUN / POLYSICS
03 human flow / THE NOVEMBERS
04 SLUDGE / 花田裕之・井上富雄・池畑潤二
05 IT’S LATE / te’
06 13階段への荒野 / 近藤智洋
07 no man break / 木下理樹
08 FASTER,FASTER / dip JAPAN (チバユウスケ x クハラカズユキ x TOKIE x ヤマジカズヒデ)
09 GARDEN / ヤマジカズヒデ

Moiré.0 / Moiré.2 によせて2012/05/27

あたたかくなってきましたね。
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「Moiré.0」という企画を始めました。

http://the-novembers.com/Moire.0/

12月にこのアイデアを思いつき、実現にいたるまでたくさんの方に協力していただきました。あなた自身や、あなたの周りにいる素敵な表現者の方のリアクションをお待ちしています。(Moiré.0のロゴなども面白いかもしれませんね、募集します!)

僕は僕で、Moiré.0に対するリアクションに対するリアクションとして「Moiré」という曲を書いています。
トリビュートの作業なども重なり、少し時間がかかりましたが新曲もたくさん書きました。何事もなければ、作品として世の中に残せるはず。あなたの元に届くかどうかは、(届ける努力を惜しみなくすることは大前提ですが)ただそれを願うばかりです。
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「Moiré.2」
三ヶ月連続のイベントの二本目です。今回はLillies and Remainsをゲストにお招きいたします。

僕の熱狂的な音楽体験のひとつにポストパンク、ニューウェイブというものがあります。(その辺のことをまとめて書こうとしているのですが、あれもこれもと考えているうちに筆は重く鈍っていくばかり。。)

Lillies and Remainsはそんな自分の感覚をリアルタイムで刺激する数少ないバンドです。彼らのデビュー当時から、きっと好きな音楽が似ているんだろうな、と意識していました。いざボーカルのKENTくんとお話しすると、彼の音楽体験の土壌の豊かさにうなりました。その中で自分がやりたいこと、やるべきこと、得意なこと、不得意なことに対して意図的なのはやはり素敵です。美意識そのものですね。

ちなみにLillies and Remainsは「Re/composition」というカバーアルバムを発表しています。とても素晴らしい作品です。収録されている曲目を見る限り、どうやら僕の為に作った作品のようです。(小林ホイホイ的な意味で)
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素敵な人に会うと勇気が出る。僕も、その人にいい影響を与えるような人間でありたいな。

小林祐介

Moiré.1 を終えて2012/05/12

5/10 Moiré.1 終了いたしました。
感謝の気持ちを伝えるべき人に、言うべき言葉で、言うべき場所で言えたのでよかったです。
PLASTICZOOMSの耽美な世界観は、形は違えど僕がTHE NOVEMBERSで表現したいことと共通するものがあります。同世代のアーティストでこのような気持ちになれたのは初めてなので、出会えたことをとても嬉しく思えます。これからもいろいろと巻き起こしていきます。

終演後、セットリストをお配りしました。(一番下の写真で僕が持っているものです)
Moiré.2,3と毎回デザインを変えながら継続して配布いたします。

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(GAKUYA)

(THE NOVEMBERS×PLASTICZOOMS)

(IRO CHIGAI.1)

(IRO CHIGAI.2)
photo by nao
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次回は6/5、PLASTICZOOMSの『Die Kusse#1』で共演します。楽しみです。楠本まきの「kissxxxx」楽屋に持って行こう。
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Moiré.2 も素敵なゲストを招いて特別な夜にいたします。6/15 是非。

小林祐介

thank you2012/05/08

THE NOVEMBERSのwebsiteがリニューアルされました。

花代さんの写真と、Kentくんのデザイン、とても素敵です。

5/10もsoldoutのようで嬉しいです。耽美な夜にいたします。

 

小林祐介

Moiré.1/Die Kusse #1 に寄せて2012/05/01

春になって、いくつかの楽しみを少しずつ発表出来るので嬉しいです。
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以前ここに書いた通り「Moiré」という屋号は、僕個人のやりたいことや、それ自体(今回の場合はライブイベント)での意思表示をすることに焦点を置いたものです。

僕には好きな人、好きな考え方、好きな音楽、好きな映画、好きな本、好きなファッション、好きな匂い、好きな風景、好きな味、好きな自分があります。つまり「好きじゃない物事」があるということです。
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THE NOVEMBERSは5月と6月にPLASTICZOOMSと共演します。それぞれの自主企画にゲストとして招いた形です。

PLASTICZOOMSのSHOくんとは、共通する美意識、価値観がありました。前述した、好きな物事、価値を置く物事、あるいはそうでない物事に対して、僕たちはとても自覚的で、何より野心家でした。(そんな2人が偶然、お互いに一緒に何かをやろうとしたタイミングが重なったことも面白いです。)

「僕自身にとって」ステージにあがるということは、人の目に晒されにいくことも含め何かしかの干渉を求めているということです。そして、その際に僕は主にお金や時間などの「対価」をあなたから差し出してもらいます。

その際ステージ上にあるべきなのは「自分の差し出すべき正解」だけでありたいと僕は考えています。
言い方を変えるなら、僕は「自分の差し出すべき正解」でなら「人から対価をとれる」と考えています。

「人から対価をとることは後ろめたいことだ」

という考え方は、そもそも当事者には相手に差し出せるものが無いからです。「対価をとらなければ後ろめたさを感じずにいられる」ような表現に僕は興味がありません。対価の行方が踏み絵的であったり、免罪符的であったりするのは、とても悲しく、退屈です。(無論、対価はお金とは限りません。お金の介在しない取引にも対価は存在します。)
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僕は、これまで出来なかったことや、やろうとしなかったことを、少しずつでも実現していきたいと考えています。相変わらず世の中には悲しい出来事や、愚かでクソみたいな出来事と同時に、美しいものや楽しいものが存在しています。それを自分の足で見に行ったり、その手で作ったりすることは、とても力のいることだと思います。

Moiré(モアレ)は干渉縞とも言います。その現象はあらゆるところで起き、あるところではアートとして扱われ、あるところではノイズ、欠陥、不備として扱われます。
僕は、誰かと、何かと、干渉することで、ありとあらゆる扱いを、ありとあらゆる場所で受けたいのです。
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「Moiré.1〜3」の会場
Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
はもともと映画館だった場所です。席があるので観やすいと思います。ポップコーンはあるのかな。。
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dipのレアアイテムをお借りしました。嬉しい。

小林祐介

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小林祐介

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小林祐介

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小林祐介

Moiré2012/04/12

この度「Moiré」(モワレ、モアレ)という企画を3ヶ月連続で行います。

これまでTHE NOVEMBERSの自主企画は「首」という屋号で行って参りました。

しかし、この度の「Moiré」は僕が個人的にやりたいと思っていること、意思表示をしたい部分、に焦点を置いているために、敢えて別の屋号を構えました。

今後の展望については、THE NOVEMBERSはもちろん、僕のソロ活動や、音楽以外の場においても継続していくつもりの企画です。
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世の中には、面白いことが沢山ありますが、結局、自分が楽しむ為には自分で面白いことをするのが手っ取り早いのだと、気付きました。これからいろいろ面白いことをやっていこうと思います。乞うご期待。

小林祐介

am1:54の手記/LAD MUSICIAN2012/04/05

夜の続きです。(日付が変わって)今日は代々木第二体育館でLAD MUSICIANのコレクションがあり、そこで演奏してきます。
文字通り「体育館」なので、ライブハウスと違ってすごく音が響く会場です。どんな音になるんだろう。
LAD MUSICIANの服も、モデルの方々も皆美しいはず。美しいもの、大好き。
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生まれてからいつの間にか、美しいと感じるものや、かわいいと感じるものや、好きだなと思える人についての価値基準が、僕の中で出来上がっていました。選んできたものもあるし、知らぬ間にそうなっていたものもあります。
そして、それは更新されていく(生きてるから)ものですが、一度芽生えた美意識や価値観は大して変わっていないように思います。分化したり、条件がついてきたり、理論によって傾向を知ったり、知識によって名前がついたりしつつも、結局美しいものにしか僕は感動していません。
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Theピーズに「シニタイヤツハシネ」という僕の好きな曲があります(実際に歌詞を見て聴いていただきたいです)。この曲に関して、僕の友人がこんなことを言っていました。

これは「死にたいやつは死ねばいいと思う。いつでも、どこでも、誰とでも死ねばいい。だから、君だけは死にたいなんて言ってくれるな。」という曲なんだ。

その時、これは応援歌だなぁと思いましたし、こんな感じ方の出来る友人を尊敬した瞬間でもありました。

小林祐介

V.A. 「NEVERMIND TRIBUTE」2012/04/04

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V.A. 「NEVERMIND TRIBUTE」
2012年4月4日(水)発売
UMCF-1072 ¥2,800(税別)
Far Eastern Tribe Records/Universal Music Japan

01 Smells Like Teen Spirit / ONE OK ROCK
02 In Bloom / LOW IQ 01
03 Come As You Are / BACK DROP BOMB
04 Breed / 10-FEET
05 Lithium / MAN WITH A MISSION
06 Polly / 大橋トリオ
07 Territorial Pissings / 9mm Parabellum Bullet
08 Drain You / →Pia-no-jaC←
09 Lounge Act / Four Minutes Til Midnight
10 Stay Away / THE NOVEMBERS
11 On A Plain / ROACH
12 Something In The Way / SiM

http://www.facebook.com/NevermindTribute

wire2012/03/28

明日(←訂正します明後日の間違いです、ご指摘ありがとうございます。)は新代田FEVERでギグ。DE DE MOUSEと共演です。とても楽しみ。
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「彼岸で散る青」撮影の際の写真が出てきました。とても昔のことのように感じます。海賊王に憧れて。

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wireの「154」というアルバムを聴きながらこれを書いています。あなたはポストパンク(名前でくくるのも野暮なのですが)とかを聴くのかな。僕の熱狂的な音楽体験はポストパンクやニューウェイブなので、今度、思い入れが強いものやおすすめを紹介します。

小林祐介

午後に目が覚めても2012/03/24

写真で見ると髪がやたら伸びていたぜ?もし切りにいくとしても
「痛んだ毛先だけ、残してください」(「パンツの裾あげをして、切った部分だけ持って帰る」時の感じで)
って注文するぜ?ワイルドだろぅ?

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以下、我々の新曲、、もとい、NIRVANAトリビュートの「STAY AWAY」です。
The Cure、The Smithsトリビュートなどがここ日本で出ることがあった場合に、僕はそこに呼ばれなかったとしてもいつのまにかその場に現れ、いつのまにか参加し、いつのまにかイニシアチブを握り、いつのまにか収録曲の7割を我々が独占してやりたい気分です。いっそ自分達で作った方が早い、か。

小林祐介