8月2009/08/03
7月31日 ジャパンフェスにてライブ。
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観に来てくれた方へ、どうもありがとう。
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なんだか一日が慌ただしく過ぎてしまい楽しめなかった、もったいないことをしたな。心がだらしなく弛むのは嫌だけれど、少しの余裕は持っていたい。
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8月1日 友人と「サマーウォーズ」を観に行った。紆余曲折を経て東武練馬の映画館をチョイス。おかしな日でした。
夜はレンタルした「愛のむきだし」を観た。以前から「おまえは絶対観た方がいい」と周りに言われていたけれど、予告を観たせいで勝手なイメージが先行してしまい、結局勇気が出ずに映画館へは行けなかった。しかし、映画館で観れば良かった。言葉ではうまく言い表せないけれど、感動して夜中に嗚咽が止まらなかった。
8月2日 恋人とエヴァンゲリオン「破」を観に行った。僕は二回目だったので、当たり前だけれど、やはり慣れてしまっていた。どんな刺激も二回目からは慣れている。だから「初めて」が大切なんだ。子供は「初めて」のことばかりである。そしてその体験に伴う心を蔑ろにする人の多いことよ。吐き気がします。彼らも子供だったという事実は、いつも僕を困惑させます。心なんですよ。
何度観ても涙を流してしまう映画の場面、言葉、それは僕の中で普遍的に在り続けるであろう部分を、普遍的に揺さぶる物事である。そして、我々はこれからもあらゆる物事に慣れ続けて行く。「小さな恋のメロディ」を借りに行ったけれどなかった。
8月3日 スタジオに入る。驚きと喜びをもって。
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大人達が、僕のことを、僕の音楽のことを記事にする際に、彼らは何を考えているのだろうか。出来上がったものに触れる度に、そこへの軽蔑の想いが現れてしまう。
小林祐介

