阿呆らしいぜ2011/01/17


こんな記事がありました

だから何なのか。
_____________________________

人生と生活は別だよね、当たり前だよね。
_____________________________

仕事って何だろう?お金を稼ぐこと?だったらアルバイトと仕事の違いって何だろう?人生と生活の違いは、そこだと僕は思うよ。(正社員かどうか、とか言っている方は論点がずれています。)
_____________________________

話は変わるけれど
「音楽じゃ食えない」=「本当に音楽をしたい者だけが残る」=「いい音楽だけが残る」
というよいうなことを、「音楽業界の不振に対する前向きな考え方」として発言する方が最近多いのですが
そんなことありえないと思います。
「音楽じゃ食えない」=「本当に音楽をしたい者だけが残る」はその通りだろうけれど
「本当に音楽をしたい者だけが残る」=「いい音楽だけが残る」これは根拠が全くない。純粋であることを美徳に置き換えるのと同じくらいしらけます。

有名になりたい、もてたい、お金が欲しい、自己顕示、いい音楽を作りたい、、なんでもいい、

理由が何であれ、リスナーとしての立場の僕から言わせれば、曲が、音がよければ何だっていいわけです。みなさんもそうでしょう?それに対する態度の取り方が様々なだけです。僕は価値があるものに対してはそれ相応の対価を払います、そうすることが「僕にとって」の正しい態度だからです。逆に価値がないと感じるものに対しては、びた一文払いません。価値があると感じる物に対して、それに見合う対価を払わずして漫然と消費だけするようなことが、僕は気持ちが悪いのです。それは人それぞれ、自分なりの態度をとればいいと思います。そういう時代でしょう?
_____________________________

要するに、やめたいやつは勝手にやめればいいし、やりたいやつは好きに音楽をやればいい、いちいち感動する心に不景気を持ち込む必要ないでしょう、ということです。
「おまえらがCD買わないからミュージシャン飯食えてないんだぜ?」それを我々が言ったらおしまいですよね。誰のためにやってんだよボケが。

「お客さんのため」というあなた、これからはボランティアのつもりでやらないと成立しませんよ。あと恩着せがましいことは言いっこなしですよ。あなたにとってのそれは慈善活動なんだから。
「家族を養うため」というあなた、もっと効率の良いやり方が世の中にはたくさんあふれていますよ。
「自分のため」というあなた、これから起こる全ては自分のせいですよ。
______________________________

退屈で暇をつぶすのに夢中な退屈野郎は「美味しんぼ」を読んで心の贅肉を落とせばいいんじゃないかな。海原雄山がおまえを睨んでいるぜ。

小林祐介