胡蝶の夢2011/04/17
Aliasを聴きながらこれを書いています。
__________________________
ここ最近はずっとレコーディングに向けての作業をしています。アレンジを詰めたり、歌詞を書いたり、その他諸々新しい作品に関係するやるべきことが山ほどある中で、一人で作品に関係のない曲を量産し続けてしまうループにはまっています。やりたいことと、やるべきことをきちんと区別しなければ。
__________________________
「やりたいことをやっていて偉い」と人に言われることが多いけれど、そんなことはないでしょう。やりたいこととやるべきことそれぞれに対しての、自身のとるべき態度を知っている人、そしてそれを実行する人が素敵だよ。
つまりそういう人は、やりたくないことも、やるべきでないことも、知っている。自分は誰で、どこにいるかを知っている。子供はそれを知らない。僕も知らなかった。というか今も迷うことが多い。
__________________________
子供の頃に、やるべきこと、やりたいこと、やってもいいこと、やらなくてもいいこと、やりたくないこと、やるべきでないこと、という区別が人の数だけあるということを外の大人達は教えてくれなかった。と、僕は思っていたけれどそうではなかった。僕が学び取れなかっただけだった。(以前書いたことと似ているけれど、教えてもらうことと、学び取ることは、全然別。)
思うのは、いまの自分の価値観の基盤になっている両親の教えと、社会(生まれてから今に至るまで)とのギャップに翻弄され過ぎたのかもしれない。だから楽しいんだね。
優しく真面目な母、スピード狂プログレ出身メンタルパンクスの父に感謝。
小林祐介

