健吾に憲法は効かない2010/10/17

アナーキー•イン•ザ•ユーケープロジェクト
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10/10/16

真夜中にDrive Like Jehuを聴きながらこれを書いている。今日、近所のドラッグストアで、中学生くらいであろう女の子が何かの化粧品を選んでいた。こういう時に、さらりとお金を渡してしまう自分を想像し、ひとり悦に入っていたところ、奇遇にもレジの順番が僕の前だった。

僕「ここは私が…」

驚く少女

困った顔の店員

化粧品の値段は1200円くらい

僕「ではこれで…」

一万円札をハラリと手渡す自分

印刷された福沢諭吉も「ええ仕事したな自分」と僕にウィンクしている

少女「足りない」

僕「んん?」

少女「全然足りない!」

僕「オット失礼、ではこれにて」

一万円札をハラリ

少女「足りないわ!」

僕は次々に一万円を投下し、手持ちが足りなくなると同時にATMで全財産をおろし、さらにはクレジットカードにて限度額いっぱいにキャッシングをした。

僕「ボクのこんな感じ、どやっ!?」

ぜえぜえと息を切らす僕をよそに、少女は誰かと電話をしながらチョーウケルと言って店を出て行った。学校の指定カバンでは、いまにもこぼれ落ちそうな福沢達がウィンクをしていた。
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なんてことがあったら舌を出しながらメンバーに自慢するんですけどね。

小林祐介