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最近あなたの暮らしはどう2017/10/05

この曲を作った時のことは、よく覚えている。

THE NOVEMBERSを結成した19歳の頃、季節は多分夏になる前。

早朝、大学の音楽サークルの部室に忍び込み、父のおさがりのYAMAHAのギターをマーシャルのアンプに繋いで、なんとなく音を出していた。当時はコードの名前なんて全く知らなかったけど、Cのキーで、イントロのアルペジオを弾いていた。

そこで、ぱっと「最近あなたの暮らしはどう」という言葉とメロディが口から出てきた。特に何かを表現したいとか、思いをぶつけたいとか、そういう意図は全くなく、ただ口からメロディと言葉が一緒に出て来た。曲の原型は5分くらいで出来ていたと思う。

こういうまぐれだかなんだかよくわからないまま、あっという間に曲が出来ることは今もたまにあるけれど、この時はなんだか特別だった。曲を作ろうとすら思っていなかったから。
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今すぐここで歳をとるのをやめたいと歌っていた自分はあっけなく歳をとり、同じ歌を歌っている。
昔の歌詞は、今の自分への手紙のように思えるものが沢山ある。特にこの曲はそうだった。
「最近あなたの暮らしはどう」という言葉とメロディは、どこからきたのだろうか。
もしかしたら、あったかもしれない別の未来や過去からの伝言なのかもしれない。それがたまたま19歳の僕の口から出て来た。いまの自分の暮らしはどうなんだろう。

明日からツアーだ。新しい船出。

小林祐介

今日の分の太陽2017/09/13

本日、無事に「Before Today」が発売されました。(デラックス版は10/14です、お待たせしてすみません)

 

THENOVEMBERS_BeforeToday_Jacket

demo-1の頃から、ずっとtobirdが僕たちの作品のアートワークを担当してくれている。

今回の「Before Today」のアートワークは、そんな彼にしか描くことが出来ないものだ。

これまでを、全部連れて、一緒に未来へ向かっていく。新しい船出。

 

そんな tobird、

デビューから今に至るまで、すべての作品を一緒に作ってくれたレコーディングエンジニアの岩田さん、

そして

10年前、無知で、未熟で、荒削りで、無礼で、本当にめちゃくちゃだった自分たちから美しさ見出し、信じて、世に放ってくれた、UK Project袴田さんに、

心からの感謝とリスペクトを。

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デラックス版の文庫本に収録されているセルフライナーノーツ(的な回想録)、僕の分だけここに載せます。

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THE NOVEMBERS

UKPからのデビューEP。久しぶりにこの作品の歌詞を眺めていて、『僕』という単語の多さに驚いた。とにかく、自分。自分を見て欲しい。君やあなたという言葉が出てきても、それで自分のことを書いている。漢字の『君』とカタカナの『キミ』などは恐らく意味が違っていて使い分けていたのだと思うんだけど、よく思い出せない。でも、これはあのことを歌っているんだな、とかそういうことはわかる。デビューの時点で、既にpicnicあたりまでの曲はいくつも出来上がっていたけど、なぜこの選曲になったのかよく覚えていない(と思ったら高松がそれを書いていた。確かにそんなことを言ったような気もする)。ただ、デビューの話が来た時、高松に最初に電話したことを覚えている。

作るものにはその人の人間性が全て出ている(望もうが望むまいが)。その人がどんなことを考え、どんなものに価値を置き、どんなものを大切にし、どんなものを軽蔑し、嫌悪しているかが、出ている。

17歳から22歳くらいの僕は、基本的に苛立っており、とにかく友達じゃない男性なら全て憎んでいたような気がする。特に歳上。(女性は苦手で、あまり会話をしたりすることもできなかった。男子校育ちの悪影響。男尊女卑と逆の差別)。映画でも日常でも、歳上の男は大事なものを自分から奪っていくクソ野郎だと本気で思っていた。タバコの煙が嫌いで、ハードコアが嫌いで、洒落た服屋の店員が嫌いで、街中でコーヒーを持ち歩く連中が嫌いで、性欲を抑えられない連中を激しく憎んでいた。そしてそういう自分を正しと思っていた。信じていたと言うよりは、疑わなかった。あと、日々自分から純粋さや素直さ、無垢さが失われていく(となぜか感じていた)ことへの恐怖や焦りがあった。

こんな風に文字にして、客観的に見てだいぶ酷いなと思うけれど、そういった鬱屈した思いのようなものが物作りの原動力だったのかもしれない。本や映画は自分を慰めたり、奮い立たせたりするけれど、曲を書くということの価値はもっと、ずっと高かった。『こんなにクソな出来事ばかりの世の中を、自分は美しいものを作って浄化している』くらいに思っていたように思う。多分、半径60cmくらいで生きていたのでしょう。

本当に荒削りで、無知で、未熟で、無茶苦茶だったけれど、そんな自分たちに美しさを見出してくれたUK Project袴田さんがいなかったら、いまの我々はいない。
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picnic

多くの人のTHE NOVEMBERSの印象は、恐らくこの作品によるものが大きいと思う(第一印象は、それだけで強いものだけど)。この作品には、根拠のない自信がある。そして自信は根拠が無いものほど強い。反例や例外に左右されないから。つまりそれは客観性を欠いた、というよりは客観という視点が存在しないことを意味する。

歌詞に関しては、相変わらず『僕』がたくさん出てくる。前作も含めて、恋の歌が多いのかもしれない。『You and me』というと聞こえはいいけれど、同じ相手への愛憎が入り乱れている。「picnic」の冒頭の歌詞で、男性性への嫌悪や差別的な目線(男=レイプ犯)があからさまだけれど、恐らくこの曲がきっかけで、前を向くことや、より良くなっていくということを意識し始めたんじゃないかと思う。男性性について『憎むようなことじゃないのかもしれない』という当たり前なことも、自分で気づかない限りは永遠にそのままなんだと思う。半径80cmくらいで生き始め。

ちなみに小学生の頃、でかいコンクリートのブロックに左手の小指を挟まれ、それ以来少し動きがぎこちなくなってしまった。確か、工事現場に積んであったブロックの『かまし』の木材をとろうとして、挟んだんだった。ものすごく痛かった。

作品タイトルは、岩井俊二監督の映画 『PiCNiC』から。

塀の上、塀の上…

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paraphilia

すごく好きな作品。ある意味、自分のコアのようなものが結晶したような、澄んだ作品だと思う。テーマを明確に持ち、自分がイメージしたものを、高い純度で作り上げるということが初めてできた。ルシール・アリロヴィックの『エコール』という映画を少しモチーフにしたような気がする。『僕』の意味も変わり始め、『二人だけ』を描くようになった気がする。当時の僕の『何も知らない無垢な少女を、一生世界から隠し続け、自分だけが彼女をただ眺め続けたい。』という欲望がダイレクトに出ている(そして、それに疑問を抱き始めている様子も歌詞に出てますね)。「THE NOVEMBERS」と「picnic」を出して、たくさん取材などを受けるようになっていましたが、自分の話を人がうんうんと聞いてくれることに興奮し(向こうはそれが仕事だということをすっかり忘れ)なりふり構わずはなしまくった挙句、その記事に幻滅し、辟易し、『あいつらは何もわかっちゃいねぇ!』みたいなことをよく愚痴っていた気がする。このあたりから、作品にしろ、言葉にしろ、世の中に何かを残したり、誰かに影響を与えることに関して自覚的になっていく。ほんの少し客観性を帯びたため、自信に対して『根拠』が必要になっていく。

しかし、初期の曲って本当に曲構成が難しい。なんでこうなったんだろう、と思う。

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Misstopia

とにかく前作の反動で、ひたすらテーマを持たずに曲をたくさん書いた。「Misstopia」はメンバーとセッションで作った。この曲は、あっという間にアイデアが生まれ、あっという間に傑作の予感がし、あっという間に完成、はせず、紆余曲折を経て現在の形になった。このアルバムは、特に曲構成が複雑な気がする。すごいことをしたい、周りと違うものを作りたいという気合いを感じる。『二人だけ』だった前作から、『二人とそれ以外の世界』というモチーフに変わっていく(merがその入口だったと思う)。この時、歌い方を変えようとしていた。言葉をよりストレートに伝えたい、力強く歌いたいというポジティブなモチベーションがあったが、それもあってか、レコーディング中に喉の調子を悪くしてしまい、締め切りとの戦いになった記憶がある。駆け込むように録音を終えた。やはり、自然に歌うのがいいんだと思う(いまだに模索中だけど)。なんとなくこの作品は「Hallelujah」に近いものがある。というか曲の方の「Hallelujah」の原型がこの頃にはあって、一度だけライブで演奏したりもした。でも、納得のいくものにならずに一旦保留にした。

あの頃どれだけ頑張ってもできなかったことが、今ならできる。逆に、あの頃なんでもなく出来たことが、今はどれだけ頑張っても出来ない。とにかく、今は今しかないんだなーということが「Misstopia」と「Hallelujah」の関係にはあるんじゃないかな。

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To(melt into)

この頃、不眠が始まる。いつも、何かやり残している気がしていたし、今日できることはなるべく今日のうちに…と思っているうちに深夜になり、朝日を迎えて『あぁ、明日がきた』と安堵し、いつのまにか気絶するように眠るも、すぐ目が覚めてしまう。作りかけのアイデアや、書きかけの歌詞などを、今のうちになるべく形に残す活動に夢中だった。『死んで、作りかけのものとかスケッチみたいなものを公開されたら死んでも死に切れない』と、近いうちに死ぬことを前提にものを考え始める(可能性は意識してもいいけど、前提にしてしまっていたのはダメだった)。

デビュー作から現在に至るまで、THE NOVEMBERSのすべての作品のレコーディングエンジニア、岩田純也氏との化学反応というかコンビネーションのようなものが、さらに高まったのがこの作品。自分の中のこだわりや、意思のようなものをしっかり持ち、それを仲間になるべく正しい形で伝えることに、自覚的になった。「holy」という曲は、1stのころからあった。ただ、ルサンチマンの塊のようになってしまった曲をどうしても収録したいと思えず保留にしていたけれど、歌詞やアレンジを変えて収録した。『僕』についての「holy」から『あなた』についての「holy」になった。この作品は、自分にとって最初のターニングポイントだった。あらゆることに『本当にそうか?』という疑問を持ち始め、新たに『信じるもの』を選び直すような気持ちで生活していた。その結果『ツーと言えばカー』的なお約束ごとが自分の中で通用しなくなり、コミュニケーションが取りづらくなる。歌詞に『社会』や『常識』のようなものが出始める。
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(Two)into holy

「To(melt into)」と同時発売の1stシングル。もともとは一枚のアルバムを作っていたけれど、曲を作っていく中で、対になるような作品を作り同時に発売したいと思うようになる。二枚の対比をもってして、テーマ性をより浮き上がらせたい、という。彼岸と此岸のような。「再生の朝」は、演奏するたびに音楽が持つ生命力のようなものを感じる。そういえば、この二作品の時期に取材でのインタビュー返しをするようになった。『あなたはどう思ったんですか?』という点が僕にとっては重要だった。タイトルの( )の意味についてなど色々聞かれた記憶がある。

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GIFT

テーマは『試み』『実験』。ライブ録音を基盤に、様々な実験を繰り返した。叫びや、ラウドさ(と形容されるような要素)をあえて排除した作品。不眠真っ只中にもかかわらず、心身の健康に価値を置く、ということに自覚的になる。そしてそれはとてもシリアス(真剣)なことなのだと知る。ポジティブなもの、前向きなものに目を向けると同時に、無闇な綺麗事を排除しようとしていた気がする。「GIFT」という曲は、ケンゴくんが弾いていたフレーズが元になり、作った。「(Two)into holy」の後の物語として、『二人』の旅は一旦終わりを告げる。

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Fourth Wall

完全に前作の反動。そしてこれまでのような形の一人称、二人称が出てこなくなる。遍在についての作品。作品のテーマ性をモノとして具現化するにあたり、鏡のように反射する素材でパッケージを作った。初の紙ジャケじゃないかな。「dogma」は、高松があの雰囲気のフレーズをなんとなく弾いているのを聴いて閃くものがあり、あっという間に曲になった(このパターンが結構ある)。「children」に出てくる『スケートリンクで少年が踊る』の少年は、羽生結弦くんです。リリースツアーのファイナルを、恵比寿ガーデンホールで行う。映像を含めた演出も本格的に取り入れ始めた。この時期を境に、自分達なりの黒い耽美さのようなものを(初期4AD的な)表現できるようになった気がする。

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zeitgeist

二度目のターニングポイント。downyの青木ロビン氏に三曲プロデュースしてもらった作品(プロデューサーを迎えたのはこれが初)。このころは自分がバンドに限界を感じていた。自分のやり方も良くなかったはずだけれど、いくらメンバーとセッションしても良いと思えるものになかなかたどり着かず、焦っていた。かねてから連絡を取り合っていたロビンさんに理由を話し、やってみようということになった。実は「zeitgeist」という曲はほとんどロビンさんの曲で、彼のデモを元に曲を共作したような形だ。この作品には、様々なモチーフがある。ディストピア作品多数。問いかけ、未来、いつか出会う子供、が歌詞に現れる。この作品をレコーディングし終えた後、UK Projectから独立しMERZというチームで活動をし始めた。自分達なりにリリースの仕方を考え、手探りながら発売までこぎつけた。この時期から新しい仲間が増えていく。そしてなにより、独立をきっかけに再びメンバーの結束が固くなった(と同時につまらないケンカも増える)。

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今日も生きたね

ちょうどこの時期、僕に子供ができた。だから、この曲の仮タイトルは『kaede』だった。毎日毎日お腹の中で大きくなっていく赤ん坊に語りかけていた言葉がそのまま曲のタイトルになった。「To(melt into)」以降、今日死ぬかもしれないと思いながら生きていたので、自然と歌詞が遺書のようなものになっていった。ある意味、その当時の自分の集大成のような曲だと思う。

この頃、高野修平氏(トライバルメディアハウス/Modern Age)をチームに迎え、自分の音楽と世の中との関わり方に、より意識的になった。

アンセムを作るというテーマのもとに作られたこの作品を、ただ漠然と風呂敷を広げ世の中に広めるのではなく、人から人に、自分から相手へ、心から心へ繋がっていくようなものに出来ないかという話になり、高野さんが考案&命名したのが『シェアCD』。本当に素晴らしいアイデアだと思う(同じ内容のCDが二枚入っており、それを誰かにプレゼントできる仕様)。ここ最近、シェアCDがきっかけで付き合ったとか、結婚したとか、もう子供までいる、とかいう嬉しい後日談が届く。とても嬉しい。我が家の楓はもう3歳になります。今日生きることは当たり前じゃないと、本当に思う。

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Rhapsody in beauty

美しければなんでもいい。美しくないなら意味ない。というテーマのもとに作った。わざわざ言うまでもないテーマだったけれど、これが大事だった。なんだかんだで縛られていた架空の道徳や常識、慣例慣習や、無意識のうちにあった柵のようなものから脱却した作品。ライブでの定番曲なども多く収録されている。実はこの作品も「Misstopia」と関係している。あの当時の自分が、別の未来へ向かっていたら、という仮説の中で曲を書いていった。「Misstopia」の後に、あったかもしれない作品。いつのまにか捨ててしまっていたものや、こぼれ落ちてしまったものを、再生させる。そんなイメージ。最初の頃に書いた『自信と根拠』の話をするならば、この当時の僕は『根拠』や『理由』に雁字搦めになっていた。美しいものに、いちいち根拠や理由を補完しなければいけないような思い込みを抱えていた、とも言えます。『そうだ、自分は根拠や理由のために音楽をやっているわけではない。美しさのためだ。むしろそれ以外はない。マジかー、忘れてたわー』という。

Modern Age高野さんは、僕との会話の中で『パラレルワールド』というキーワードを拾い上げ、怒涛のプロモーション施策をデザインしてくれた。

ちなみに「僕らは何だったんだろう」も仮タイトルは『kaede』だった。

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Elegance

土屋昌巳氏をプロデューサーに迎え制作した作品。本当に端正で、気品があって、美しい。ちょっとしたことで姿や景色を変える音楽の不思議さ、神秘のような魅力を、昌己さんとの時間で体験した。一人の音楽家として、男としても、僕は多大な影響を受けた。正直な話、世の中が変わるとすら思ったし、いろんな人が驚くと思った。こんな綺麗なものを作ったんだから。と。しかし、そんな風に派手な、わかりやすい変化はなかった。浮かれていた僕は『え、こんなに美しいのに?嘘だろ』という安易な落胆を覚えてしまった。もしかしたら、自分の信じている美しいものに対して、世の中は大した関心もなく、そもそも美しいものなんてどうでもいいのかもしれないといった話にまで肥大した落胆を抱えたまま、しばらく時間を過ごすことになる。『根拠のない自信』は自覚的には持てず、かといって『自信のための理由や根拠』を必死にこしらえるのも滑稽だ。つまりは『意思』だなと、かなり後になってわかった。俺が決めることだ、と。

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Hallelujah

傑作を作ろうとして、傑作を作った。あの時のTHE NOVEMBERSのすべて。自分達のやり方で、自分達で決めたいい未来へ行く。行きたいでなく、行く。そんなことを少しずつ信じ直していった。リハビリと言ったら変かもしれないけれど、音楽を作ることで、僕は力を取り戻していった。いつかの自分達にとっての『いい未来』に、今自分達はいると信じている。

ただ、これはあくまでも通過点で、これからTHE NOVEMBERSはもっと良くなってく。あなたも、きっと良くなっていく。

また、いい未来で会いましょう。

 

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来月からいよいよ、ツアーが始まる。10月がきて、また11月がくる。

 

 
小林祐介

美しい日に2016/12/11

https://camp-fire.jp/projects/view/12463

おかげさまで「THE NOVEMBERS、11周年の11月11日のコースト公演を美しい映像で残す。」のクラウドファンディングが目標金額を大きく上回り、終了しました。
THE NOVEMBERSの活動や、あなた自身の楽しみ、それぞれの未来に価値を見出し、投資をしてくれたことを誇らしく、とても嬉しく思っています。
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自分たちは昔から、こうやって沢山の人から貴重な対価(時間でも、お金でも、なんでも)を頂き、それに見合った、むしろそれ以上の美しいものを差し出すことを目標にやってきましたが、今回のプロジェクトによって、その想いはより強くハッキリしたものになりました。

我々もあなたも、お人好しのボランティアじゃない。だからこそ、美しいものやその対価のあり様を認め、信じることに意味と価値がある。

自分自身の為にしたことが、他の誰かの為にもなるということです。美しい。
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引き続き仲間と力を合わせて、いいものを作ります。

また、よい未来で会いましょう。
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追伸。映像作品のタイトルは「美しい日」にします。

小林祐介

持ってるやつ2016/10/11

たぶん、本人はベロンベロンだったから覚えてないと思うけど、9.11「首」の打ち上げの中の会話で、一瞬だけ真面目な顔になって言ってくれた言葉をハッキリ覚えてる

「小林君さ、持ってるやつとそうでないやつなんて、すぐわかるんだよ。だからさ、小林君はさ、ノーベンバーズはさ、持ってるんだからさ。…自信持ってやんなよ。」

言い終わった直後、またベロンベロンの悪い顔をしていた。帰りは、タクシーが迫ってくる道路に悠然と寝転がっていた。

「俺もユウスケって言うんだよ」

小林

「THE NOVEMBERS、11周年の11月11日のコースト公演を美しい映像で残す」2016/10/11

この度、僕たちは「THE NOVEMBERS、11周年の11月11日のコースト公演を美しい映像で残す」ことを目的にクラウドファンディングを始めます。

特別な日を記録した、記念碑のような作品を作りたい。美しい夜を、美しく記録し、美しい映像作品にしたい。その為に、様々なプロの力を結集したいと考えています。

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僕たちはいまツアー中で、深夜の移動中にこの文章を書いています。今回のツアーは、すごくいい。これまでとは、全く違う。「Hallelujah」という作品を作れたことで、自分たちのこれまでの全てが集約されたようなギグを、毎晩している。同時に、未来への新たな可能性、THE NOVEMBERSのこれからを感じられるようなギグにもなっている。そんなツアーも、来る11月11日新木場スタジオコーストで終了する。そして、後にも先にも今回の11月11日は特別な日になる。この日を境に僕たちの未来は変わる。

いま、僕は間違いなく、自分達の未来を信じている。これは妄想や、願望じゃない。僕らの意志であり、行為であり、希望だ。

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話を戻そう。

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クラウドファンディング。

僕たちとあなた、お互いの想いや行動によって、共に未来を形作ることができます。

特別な日を記録した、記念碑のような作品を作りたい。美しい夜を、美しく記録し、美しい映像作品にしたい。

あなたが、あなた自身の楽しみの為に、僕らの未来に投資してくれたら嬉しいです。

いま、僕は間違いなく、未来を信じている。

お互い、いい未来で、会いましょう。

僕らはこれからなんだから。

小林祐介

Hallelujah2016/10/01

いこうよ2016/09/21

作業の休憩中。
深夜3:41これを書いています。
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本日9月21日
THE NOVEMBERSの新作「Hallelujah」が発売されます。僕たちは、傑作を作りました。

たくさんの人にとって、価値や意味のある作品になったら嬉しいです。
そして、誰よりもそれを信じているのは僕だ。
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2016年に入り、ふと、自分の人生は何だったんだろうと考える時間が増えた。
自分が強く信じている美しいものが、世の中では大したことを起こせず、身の回りの大事な人たちを大して幸せにできていない苛立ちや不安が募っていった。まったくアホのような話だけど、こんな気持ちになるまで、僕は自分の才能を疑ったことすらなかった。いつかきっとうまくいく。そう疑わなかった。信じていたわけじゃない。ただ、疑ったことがなかっただけ。

僕は、自分はもっとすごいやつだと思っていた。「誰よりも美しい爆音で、世界を変える。誰も僕たちを無視できないんだ。」そう思っていた。

あの時自分があんな曲を書いていたら
あの時自分があんな風にステージで堂々と歌っていたら
などと、過ぎ去っていった日々のことばかりを悶々と考えてしまうこともあった。昨日と特別何かが違うわけじゃない、それなのに、僕はどうしようもない手遅れ感や、取り返しのないことをしてしまった絶望感を感じ、何もできなくなっていた。
何も書けない、何にも感動できない自分と付き合う時間は苦痛でしかなく、いっそ消えてなくなりたいとすら思った。

僕は16歳の頃から一緒だった女の子と結婚し、2年前に父親になった。そして30歳になり、死にたいなどと思っている。自分がずっと欲しかったものが手に入ったはずなのに、自分が今いる未来を受け入れられない。自分が小さな頃から焦がれてきた美しさには、実は何の価値も意味もなく、自分や自分の大切な人たちを振り回すだけで、どこへも連れて行けず、ただここでもがきながら、小さくなっていくしかないのかもしれない。そんなことを考えていた。

そして、それが今作「Hallelujah」のスタート地点だった。
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病気か!!!!!!!!!!!

ある日僕はキレた。
キレ倒し、いろんなものを振り払い、燃やし、ぐしゃぐしゃにして捨て、えぇと、いろいろ頑張って
「Hallelujah」を、作った。今までで一番気に入っているし、そういうものを全力で作りたいと思った。

たぶん、誰もが当たり前のように経験する、とてもありきたりな感情なんだと思うな、上にうだうだ長く書いたようなことって(文章、何度も消そうと思ったけどあえて残します)。

雑に、キレ散らかして万事解決したことにしてますが、実際はあらゆる感動、あらゆる美しさに僕は打ちのめされ、救われたんですね。特に「首」シリーズはそういうイベントでした。
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僕たちはいい未来へいくに決まっている。そう信じてるから、まあいくんですよ。そういうものなんだと思う。運命を変えるっていうのは。

疑わないってことと、信じるってことはまったく別物だから。

美しいものが、最高。それ以外どうでもいい。どこまでも正気なまま、すごいところにいきたい。
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ひとつあなたに言いたいことを、今回の記事のタイトルにしました。

ここからなんだから。僕もあなたも。

THENOVEMBERS_2016AW

小林祐介

美しい火2016/09/12

 

美しい火

 

あぁ いま僕は暗い街に火をつけた

ここじゃ踊れないからと言って

あぁ つけたり外したりしなきゃいけない

ボタンのあまりの多さに

気が狂いそうになる

正気でいられるなんて

正気じゃないぜ

 

あらゆる美しいものが僕の世界を変える

誰一人気付かないくらいに

そっと静かに どこまでも激しく

どんな醜いやつらも追いつけやしない

速さが欲しい

 

あぁ いまきみは硬い靴を脱ぎ捨てた

これじゃ踊れないからと言って

お気に入りのドレスを着ていたけれど

いまだけはどうでもいい

どんなに汚れても

かまわないと思えるものに

今夜会えたから

 

あらゆる美しいものが君の世界を変える

君さえも気付かないくらいに

そっと静かに だけど確かに

生まれ変わる

した覚えのない誓いは

くしゃくしゃにして

捨ててしまえ

火をつけて

捨ててしまえ

 

美しい日に

Cradle2016/08/02

「acid android in an alcove vol.8×THE NOVEMBERS PRESENTS 首」
2016年8月11日(木・祝)川崎CLUB CITTA’

<live act>acid android / THE NOVEMBERS
<special session>土屋昌巳(g)、KENT(vo: Lillies and Remains)、 高松浩史(b:THE NOVEMBERS)、TOM(key:PLASTICZOOMS)、yukihiro(dr)
<dj act>石野卓球
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僕はacid androidでギター、高松はspecial sessionにてベースを担当するので、それぞれ2ステージ出演します。
そして、我々THE NOVEMBERSはL’Arc~en~Cielの「cradle」をカバーします。

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THE NOVEMBERSとしてL’Arc~en~Cielの曲をカバーするなら「cradle」。昔からそう決めていました。
最初に聴いたのは中学二年生の頃で、当時の自分にとってそれは全く新しい音楽体験でした。
人は、音楽を聴くとき様々な感情が呼び起こされると思います。楽しい、嬉しい、悲しい、寂しい、あるいは、怒りや憎しみ…。ただ、そういったわかりやすく名前のつきやすい感情ではない「得体の知れない静かな感情/心の動き」を初めて体験したのが「cradle」でした。
近い表現でいうなら、深淵で初めて自我と遭遇したような、そんな気分でした。
それまで聴いてきた音楽と違う、なんならそれまで聴いていたL’Arc~en~Cielのどの曲とも違う感動がある。その正体が知りたくて数え切れないくらい「cradle」を繰り返し聴いていました。
この体験が、後に音楽を作るようになる自分へ与えた影響は計り知れません。音楽を、単なる娯楽以上のものとして、特別な感情を抱き始めたきっかけだったかもしれません。

僕は相変わらずL’Arc~en~Cielの一ファンですが、今回一音楽家として、自分なりの回答をカバーという形で表現します。作曲者であるyukihiroさんの目の前で。痺れるぜ。
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小林祐介

Over The Black Rainbow2016/07/19

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旅の途中2016/07/11

New album「Hallelujah」2016年9月21日発売

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(Art work by tobird)

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僕はいま30歳で、THE NOVEMBERSは今年で結成11年目になります。

僕は30年かけて、バンドは11年かけて、この「Hallelujah」を作ったような気持ちでいます。
これまでの僕の全て、THE NOVEMBERSの全てがそのまま作品になりました。これまでも、そうだったと言えばそうだったのかもしれませんが、ただ、僕はこれまでよりずっと正直になりました。

音楽を奏でる時、僕は自由でありたい。その音楽がどんなスタイルであろうと、どんな制約があろうと、僕は解き放たれていたい。

Hallelujahという言葉には賛美や喜びに対する感嘆詞としての意味もあるようです。

新しい旅の準備をしながら、僕たちはワクワクしています。マグニフ・ホステスという心強い仲間が増え、僕たちはより遠くへ行ける。いつかどこかで、いい顔で会いましょう。

最後に、レコーディングエンジニアの岩田純也氏(Triple time studio)に、心からの感謝とリスペクトを。

ハレルヤ!

小林祐介

夜の長さを忘れさせるだけの音楽2016/05/16

というものは、とても美しい

小林祐介

待つなら確かなものだけ2016/05/16

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思い切り地面をけって
誰より速く走ってみたい
伸びた影
長すぎた今日を
脇目もふらず
ふりきるように
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小林祐介

生きてる実感2016/03/23

“幸福”と、自身の“生きている実感”というものが

イコール、あるいは近しいものだという思い込み。

例えば

「ああ、生きてるって感じがするな。だから、幸せだな。」

「ああ、幸せだな。つまり、生きてるって感じがするな。」

こんな風になれたらと思うけれど、必ずしもそうじゃない。

小林祐介

/../2016/02/21

毎日、何かしか作っています。

 
小林祐介

.2016/01/28

1月20日

THE NOVEMBERSリハーサル。

1月21日

Ropesリハーサル。ASA-CHANGさん、トンチさんも合流し、それぞれのアイデアを試す。基本、Ropesの曲は「2人での表現が完成系」というデザインが施されているので、自分のアプローチが蛇足とならないように意識した。

1月22日

WWWにてRopesワンマンギグ。とても素敵なステージだった。僕は6曲参加。アンコールの「snow」ではLOSTAGE五味さんも参加し、感動的な演奏だった。

1月23日

チームMERZで事務作業。作業の合間にピザを食べた。仲間や友達とデリバリーのピザを食べると、10代の頃高松くんの家に泊まりに行ってピザを食べたのを思い出す。

1月24日

寒い日だった。

1月25日

作曲作業。

1月26日

THE NOVEMBERSリハーサル。

1月27日

作曲作業。

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うまく文章が書けない。

 

小林祐介

美しい人たち2016/01/20

1月19日
『MTV Unplugged: VAMPS』の収録を観に都内某所へ。シークレットゲストでCharaが1曲参加すると聞き、特別に観に行かせてもらいました。(この公演の知らせをCharaから聞いた時、本当に心臓が破裂しそうでした。あ・り・え・な・い、と当日まで俄かに信じ難く、ふわふわした気持ちで会場へ向かいました)

詳しい内容は放送をお楽しみに、ということで控えさせていただきますが、大変素晴らしい体験をさせてもらいました。

HYDE氏とCharaが隣り合って歌う姿を観て、僕は人目も憚らず、涙をボロボロと落としていました。僕にとって、本当に特別な2人。子供の頃、この2人に出会わなかったら僕の人生はどうなっていたのだろう、想像もつきません。

きっと、あれは自分にとって名前のつく前の恋でした。

まだ性別も不確かで、自分が何なのかも、他人が何なのかもよくわからなかった時、僕の胸を焦がした美しい人たち。

小林祐介

あなたが善い人だというのなら2016/01/19

1月15日

THE NOVEMBERSリハーサル。台湾、沖縄用にコンパクトにまとめていた機材をバラし、普段用のボードにまとめる。ある程度は仕方ないけれど「この機材がないと演奏できない」ようなプレイヤーにはなりたくな。逆に「これがないと演奏できない」くらい凄まじい力を持った楽器に出会ってみたい気もする。

1月16日

22日に渋谷のWWWでRopesのサポートギターをするので、そのリハーサル。小さな音で演奏した。アチコさん、トディさんと久しぶりに会っていろんなことを話した。

1月17日

久しぶりに仕事以外で外へ出かけた。踊ってばかりの国の「世界が見たい」を思い出した。

1月18日

都内某所で、デヴィッド・ボウイの新譜「★」について、鼎談。彼が亡くなる前から決まっていた取材だった。詳細は後日告知されるかと。「デヴィッド・ボウイを語るなら、この人以外いない」という人物と、その方がかつてプロデュースしていたロックスターと、僕。取材後、食事に。ロックの歴史や、脈々と受け継がれるものについて考えた。

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みんな、自分にとって都合の良い他人に憑依するのが好きだな。それは、あなたがしたことでも、されたことでもないのに。

あいつは、あなたが思ってるほど悪い奴じゃない。

そして

あなたは、あなたが思ってるほど善い人じゃない。

 

小林祐介

 

2016/01/15

1月13日

夜、少しだけマネージャーと会う。
1月14日

作曲作業。Ropesサポートにむけての作業。David Bowieの新譜を聴きながらこれを書いている。

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僕は、自分のことをもっとすごいやつだと思っていた。みんなが無視できないような、美しいものや爆音でいろんなものをひっくり返すんだ、と。

いつからかはわからないけれど、口をつぐむことが多くなった。ものを知れば知るほど、簡単にものを語れなくなるのは当然だ。敵を作らないのは簡単だ。

でも、僕はもっと勇敢になる必要がある。

 

 

小林祐介

無題2016/01/15

少しずつ、言葉を残す習慣を取り戻すためにブログを書いていこうと思う。何も書かないでいるだけなんだと思っていたら、すっかり感覚が鈍って何も書けなくなっていた。
30歳という年齢について、特に何も思うことはないけれど、何かの節目というか、過渡期のようなものを感じている。

変化というものは相対的なものだ。自分が変わっても、周りが変わっても、見えるものは変わってしまう。感じることも変わる。

THE NOVEMBERSは結成11周年。いろんなことを計画している。

 

 

小林祐介

なめんな2015/10/28

今回のツアーに来てくれた方全員に、我々が10年前に作った作品「DEMO-1」をプレゼントします。あの頃と同じように、自分たちの手で制作しました(今回は、追加でecho2というレアトラックも収録されています)。

thenovembers

当時、CDショップの委託コーナーで、「DEMO-1」が⚫︎枚売れたという報告を受ける度に本当に嬉しくて、胸が高鳴っていたことを思い出しました。10年間、初心を忘れる暇もないほど夢中で転がってきたつもりだったけれど、大事なこと程忘れそうになるものですね。

いまでも僕はこの荒削りで、未完成で、拙くて、それでも根拠のない自信や確信がある「DEMO-1」を美しいと思うし、誇らしく思います。そんな10年前の自分達からの手紙には、一言「なめんな」と書いてあるように思えました。

初めて聴く方も、そうでない方も、よかったら一度触れてみてください。

ここから僕たちは始まって、10年後「Elegance」という作品を作りました。

縁があったらハネムーンでお会いしましょう。

よい11月を。


 

小林祐介

Elegance2015/10/07

New EP「Elegance」本日無事に発売日を迎える事ができました。
縁があったら、直に作品に触れて、聴いてもらえたら嬉しいです。

THENOVEMBERS_2015_AW

THENOVEMBERS_Elegance


 

 

マネージャーの舐太をはじめ、チームMERZの皆

ジャケットをデザインしてくれたtobird氏

アーティスト写真を撮影してくれた佐内正史氏

MVを制作してくれた太陽企画の皆さん

コミュニケーションデザイナーの高野修平氏

レコーディングエンジニアの岩田純也氏

そして「Elegance」のプロデューサー、土屋昌巳氏に

 

心からの感謝とリスペクトを。

小林祐介

エメラルド2015/10/05

愛してる という
ささやきもいつか
ただの口癖に
変わっていくけど

何も誓わないよ
僕らは約束さえしないよ
同じものを見て笑いあう日々を

ひこうき雲が
空にたなびいて
太陽のように許されて
はしゃいでる子供のように
急がないで
はぐれないように

昇っていく泡を
ただ見上げている
エメラルドの海に
沈んでいく途中

水面の反射に
少し目を細めて
太陽のように知らん顔で
はしゃいでる子供のように
急がないで
はぐれないように

笑顔を見せて
誰のためでもない
笑顔を見せてよ
いつだって愛は
僕らを試している
誰のためでもなく
歳をとっていく僕らを

ただ素直に生きていくだけさ
書いたばかりの歌を口ずさんで
駆けていくよ
あの頃のように
迎えに行くよ
本当のきみを

首vol.8 Play List2015/08/29

Truck / Artist

MoonSide TRK 5 / Moon B

Rise / Public Image Limited

Pillar To Post / Aztec Camera

The Moment / Tame Impala

Kaputt / Destroyer

metropolis / L’ArcenCiel

Heaven Or Las Vegas / Cocteau Twins

Perfect Kiss / New Order

なんとなく夢を / ゆらゆら帝国

How Deep Is Your Love / Bee Gees

Fright Night (Nevermore) / Ariel Pink’s Haunted Graffiti

So Much More / B’ehl

Walk In The Park / Beach House

Fire Ant / Bibio

In Two II / Blue Hawaii

Get Lucky [Feat. Pharrell Williams] / Daft Punk

All In Forms / Bonobo

Push Eject / BOOM BOOM SATELLITES

Needs Deodorant / Mono/Poly

Place In My Heart feat. RYAT / Taylor McFerrin

Moonshake / CAN

herr bar / Chris Clark

All You’re Waiting For / Classixx

Wataridori / Cornelius

A New Career In A New Town / David Bowie

Precious / Depeche Mode

Past Lives / DIIV

Two Flames / Dots+Borders

How You Say / Factory Floor

W.Y.H.I.W.Y.G . / Front 242

Sell my Soul / L’ArcenCiel

Still Life In Mobile Homes / Japan

Ceremony / New Order

Natural’s Not In It / Gang Of Four

Lust For Life / Girls

Won’t Be Long / Green Eyes

I Can’t Get Enough / The Jesus & Mary Chain

Digital(Live At Leigh Rock Festival ’79) / Joy Division

Id Rather Dance With You / Kings Of Convenience

Society Is My Friend / Kurt Vile

We Broke Free / Metronomy

Mayor / Mount Kimbie

Bad Days / Nahavand

what did he say / Nite Jewel  

「首 Vol.8」によせて2015/07/13

我々THE NOVEMBERSによる対バン企画「首」。
なんと前回のVol.7(w/トクマルシューゴ、SPARTA LOCALS)から7年も経過していました。
この度のVol.8は「ねごと」と、「Awesome City Club」をゲストに招き、開催します。今回のテーマはポップ。
「ねごと」も「Awesome City Club」も、それぞれの音楽的土壌からそれぞれのポップを表現しています。そこに僕たちなりのポップを加え、スカッと気分のいいイベントになったらいいなと思っています。
余談ですが、お菓子のハリボー、あれってすごくポップだと思いませんか。かわいくて、毒々しいまでに極彩色な、甘いポップ。

 

 

小林祐介