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österreich主催ライヴ「あなたはわたしの」にTHE NOVEMBERSの出演が決定。2021/11/05

österreich presents「あなたはわたしの」

日程:2021年11月26日(金)

会場:東京・恵比寿LIQUIDROOM

OPEN 18:00/START 19:00

出演:österreich, THE NOVEMBERS

前売チケット:5,000円(税込/D代別)

チケット一般発売:2021年11月6日(土)10:00

ローチケ:https://l-tike.com/

イープラス:https://eplus.jp/sf/detail/3260710001-P0030006P021001

チケットぴあ:https://t.pia.jp/pia/artist/artists.do?artistsCd=J8200005

バンドTシャツのポップアップイベントに
THE NOVEMBERSの参加が決定。
2021/08/10

会場:新宿髙島屋7F イベントスペース
日程:2021年8月11日(水)~8月17日(火)
時間:10:30~19:30(8月17日のみ10:30~18:00)
主催:Bandmerch @bandmerch_jp
詳細:https://bandmerch.jp/article/0009

THE NOVEMBERS x tobird コラボアイテム at FKDクリエイターズMarket (宇都宮)2021/07/29

THE NOVEMBERS x tobird コラボアイテム at FKDクリエイターズMarket (宇都宮)

2006年より東京を拠点に活動するオルタナティブロックバンド・THE NOVEMBERSと、
彼らのアートワークをデビュー当時より手がけてきたイラストレーターtobirdとの
コラボアイテムが、FKDインターパークにて開催される「FKDクリエイターズMarket」にて販売されます。

【 THE NOVEMBERS x tobird コラボアイテム “Outside The Beginning” 】

・Tシャツ ¥5,000 (S,Lサイズ)
・トートバッグ ¥3,500
・バンダナ ¥2,500

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宇都宮はTHE NOVEMBERSのメンバー(Vo,Gt小林祐介、Ba高松浩史)の出身地かつバンドの結成起源の地であることから、
このFKDクリエイターズMarketに参加するtobirdと、スペシャルなコラボレーションが実現しました。

今回の期間限定ショップにてはじめて店頭に並ぶアイテム達、ぜひご覧ください。

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THE NOVEMBERS
https://the-novembers.com/

tobird
http://tobafumihito.com/

UKPラジオに小林が出演します。2021/02/16

2/22(月)21:00〜配信予定です。ぜひ聞いてください。

https://ukp.lnk.to/UKP_Radio/

Festival TV on KEENSTREAMに出演2021/02/06

Festival TV on KEENSTREAM ゲストライブ&トークで出演。 2/6(土)18:00から配信開始します。 2021年から「Festival TV on KEENSTREAM」として番組がリニューアル。音楽とアウトドアが深く結びついている 野外フェス にフィーチャーし、そのカルチャーをKEENがフェスに関わるゲストと一緒に盛り上げます。MCは、George Williams(ジョージ・ウイリアムズ)が担当し、ご家族と自宅から安全に楽しんでいただけるコンテンツをYouTubeでお届けします。

「Festival TV on KEENSTREAM」出演決定2021/02/02

配信日時:2/6(土)18:00から
チャンネルURL: https://www.youtube.com/keenjapan?sub…

音楽とアウトドアが深く結びついている 野外フェス にフィーチャーし、そのカルチャーをKEENがフェスに関わるゲストと一緒に盛り上げます。MCは、George Williams(ジョージ・ウイリアムズ)が担当し、ご家族と自宅から安全に楽しんでいただけるコンテンツをYouTubeでお届けします。

cinema staff presents ”OOPARTS 2021” 出演決定2020/12/30

cinema staff presents ”OOPARTS 2021” 開催決定
日程:    2021年4月17日(土) ・ 4月18日(日)
             OPEN / START  11:00 / 12:00 (予定)
会場:    岐阜市文化センター 大ホール (催し広場)
チケット情報 (予定):1DAY TICKET ¥6,500 (D代別)
                              2DAYS TICKET ¥12,000 (D代別)
※全てのチケットにOOPARTSオリジナルデザインマスク付き
※チケット発売日等、詳細については後日発表
LINE UP:
cinema staff / ACIDMAN / KEYTALK / LITE / my young animal / österreich /
Saucy Dog / SHIFT_CONTROL / THE BACK HORN / THE NOVEMBERS /
the telephones / toe / アルカラ / ナードマグネット / 夜の本気ダンス   and more….
※出演日は後日発表
OOPARTS2021 OFFICIAL HOMEPAGE

LIVE”At The Beginning”配信延長に関しまして。2020/12/19

以下チケットぴあからのコメントです。

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この度は、「THE NOVEMBERS」のライブ配信において、チケットぴあ側でのアーカイブ延長設定の不備により、お客様には多大なるご迷惑をお掛け致しまして誠に申し訳ございません。

本日12/19(土)21:0012120(日)23:59の期間にて、再度アーカイブ配信を実施させていただきます。

既にチケットをご購入のお客様は、Cloakのマイページより再度URLをお引き取りいただきご視聴が可能です。

また、新規の視聴券販売(※)も実施させていただきます。

改めまして、アーティスト様、ファンの皆さまにご心配とご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。お手数をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

チケットぴあ

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新規購入券(※)に関しましては

アーカイブ再配信期間:12/19()21:0012/20()23:59

視聴券販売期間:12/19()20:0012120()21:00

にて行います。よろしくお願い致します。

ご購入はこちらから→https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2030789

LIVE”At The Beginning”配信延長に関しまして。hi b2020/12/19

以下チケットぴあからのコメントです。

—————————

この度は、「THE NOVEMBERS」のライブ配信において、チケットぴあ側でのアーカイブ延長設定の不備により、お客様には多大なるご迷惑をお掛け致しまして誠に申し訳ございません。

本日12/19(土)21:0012/20(日)23:59の期間にて、再度アーカイブ配信を実施させていただきます。

既にチケットをご購入のお客様は、Cloakのマイページより再度URLをお引き取りいただきご視聴が可能です。

また、新規の視聴券販売(※)も実施させていただきます。

改めまして、アーティスト様、ファンの皆さまにご心配とご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。お手数をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

チケットぴあ

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新規購入券(※)に関しましては

アーカイブ再配信期間:12/19()21:0012/20()23:59

視聴券販売期間:12/19()20:0012120()21:00

を予定しております。よろしくお願い致します。

Live「At The Beggining」アーカイブ延長のお知らせ。2020/12/14

12月11日21:00より配信開始となりましたLive「At The Beggining」ですが、システムのエラーで30分ほどアーカイブが見られない事象が発生致しました。
そのためアーカイブを12月19日(土)10:59まで延長致します。

こころをひらいて2020/12/11

dip「feu follet」を聴きながらこれを書いている。

もうすぐ “TOUR Romancé” LIVE AT STUDIO COASTのアーカイブが終わって12月11日がやってくる。
21時には『Live「At The Beginning」』の配信が始まる。

11月はとっくに過ぎて、もう12月は半ば。2020年ももう終わるけれど、我々にとってはここからが本番。

無観客のシークレットギグとはいえ『Live「At The Beginning」』は正真正銘今年最初で最後のライブです。
去年の12月以来我々は人前で演奏をしていないけれど、まさかこんなことになるとは思わなかったというのが正直な気持ち。

(Photo by Daisuke Miyashita)

“しばらくライブをしていない”という事実に対する、いまの社会の状況がどうこうといった話というよりは、自分自身の気持ちの話。

「At The Beginning」をリリースし、ツアーが延期となり、中止となり、しばらくの間THE NOVEMBERSは全く活動をしていなかった。
こういう方針でいこう、とか、このくらい休もうとか、そんな話さえしないままにいつのまにかバンドは何もしなくなっていた。
誤解のなきよう書いておくと、メンバーの仲が悪くなったとか何か特別な事情があったとかでは一切なく、本当に自然とそうなっていった。連絡もほとんど取らなかったし、それぞれが何をしてるかもよくわからないような時間が続いた。誰かが、何かを言い出すのを、全員が待っていたような。

僕はというと、観たかった映画や、読みたかった本や、聴きたかった音楽、調べたかった情報や勉強したかった物事など、いろんなものをマイペースにインプットしていった(こんな時間を過ごしたのはいつ以来だろう、一人暮らしを始めて膨大な自分の時間と付き合うことに夢中だった18-20歳くらいのころ以来だろうか)。

並行して、BOOM BOOM SATELLITES中野さんと組んだ新しいバンドの曲作りなどを週一で行なっていた(このプロジェクトについては後ほどしっかりと書こうと思います)。
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いま自分にとっての大きなテーマは、自分の感性・ハートに従う、自分自身を丁重に扱うこと、心を開くことだ。

どれも頭ではわかっていたこと、言葉では言っていたことだけれど、それが何なのか、どういう状態なのか、僕はわかっていなかった。

バンドを休んでいる間、ほぼ何年も日課になっていた「曲やアイデア、何かを作る」ということを僕はやめてみた。
自分が「作りたい、やりたい」と思うまで何もやらないと決めて、僕はその都度自分がやりたいことだけをやっていった。

どうせ、すぐに曲を作りたくなるに決まってると僕は思っていた。しかし、その欲求はなかなかやってこなかった。
楽しいけど何か満たされない、そんな飢餓感もやってこなかった。
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夏が終わった頃、何かドラマティックなきっかけや出来事があったわけでないけれど、それは唐突に、そして静かにやってきた。

新曲を作りたいとか、ライブをやりたいとかそういうことよりもっと単純に「あーバンドやりたいなー」といったシンプルな欲求がわいてきた。すぐに来週からスタジオ入ろうとメンバーに声をかけ、「At The Beginning」の楽曲のセッションを始めた。
メンバーとは久しぶりに会うし、スタジオなんてもっと久しぶりだったけれど、何一つ懐かしさや特別な感動もなく、淡々といつも通りの我々がそこにいた。つい先週まで普通に会っていたし、スタジオにも入っていた。そんな風に思えるくらい。

思えば、今年我々THE NOVEMBERSは結成15周年だったんだ。15年も一緒にやってるとほんの数ヶ月のブランクなんてないようなものですよ、って話がしたいわけじゃない(やっぱり自分も含めてみんな演奏下手くそになってたし)。
でも「バンドやりたいな」って思ってやった「バンド」ってやっぱりいいもんです。

自分のハートに従うのがいいんだと思った。ハートが先陣を切って何かを求めたり大切にしたり愛したりする。
そんな自分の本当の部分を決して蔑ろにしないこと。自分が欲しかったものはこれなのかもしれない、とほんのちょっとわかりかけたのが2020年一番の収穫だった。

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やってこなかったTOUR “消失点”、そこで観れたはずの景色に未練はない。

またいい未来で会いましょう。心を開いて、もう一度初めましてを言うような気持ちで。

(Photo by Daisuke Miyashita)

小林祐介

新代田のライヴハウス「FEVER」とコラボアイテムが発表になりました。2020/11/11

新代田のライヴハウス「FEVER」とのコラボ企画、「made in 新代田」THE NOVEMBERS Tシャツデザインが解禁になりました。
詳細はこちらから

https://livehousefever.stores.jp/items/5fab7b8db00aa312aef33bc6

THE NOVEMBERS Live 「At The Beginning」配信決定2020/11/11

今年5月にリリースされたニューアルバム『At The Beginning』の

再現ライヴの配信が決定!

コロナ禍で年内予定されていたリリースツアーがすべてキャンセル、

新作At The Beginning』は様々な国内外の媒体やファンから高い評価を得ながらも

オーディエンスの前で演奏できなかったジレンマを、リアルライヴではできない

表現と演出で昇華したバンドとしても新機軸と言える映像になっている。

監督はTHE NOVEMBERSMVやライヴ作品を数多く担当、異世界とリアルを繋ぐ映像で

新たな表現をバンドに与え続ける朝田 洋介氏、ミックスエンジニアは唯一無二の立体的な

音像作りで今作でも鬼才ぶりを発揮してくれた岩田純也氏(Triple time studio) が担当。

凶暴さと繊細さを同時に鳴らすことのできる稀有なバンドに成長した彼らの、

最新の姿を目撃してほしい。

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THE NOVEMBERS Live At The Beginning

配信日程:12月11日(金) 21:00-12月18日23:59 (予定)まで。

販売期間:11/14()10:00~12/18()11:00まで

配信視聴チケット ¥3,000(税込)

ご購入はこちらから

企画:THE NOVEMBERS / MERZ

『Mayhem』開催中止のお知らせ。2020/09/30

429日(水・祝)に開催を予定しておりました『Mayhem』の開催・振替公演ですが、新型コロナウイルスの感染拡大防止の為、誠に勝手ながら中止とさせていただきます。

開催を心待ちにされているお客様が余念のない状況でライブを楽しんでいただけるよう、時期の模索を行って参りましたが、見通しが立たない状況で9月も後半に差し掛かり、これ以上お客様をお待たせする事は出来かねると判断して中止を決断致しました。

チケットをご購入・所持されていたお客様には開催中止のアナウンスから払い戻しまでにお時間を頂いた事を深くお詫び申し上げます。

今回の公演は定員以上の応募を頂き、中には残念ながらチケットを購入いただけなかったお客様もおられた為、延期をするにあたって公平性を保つ為に今回の中止に至るまで払い戻しを行いませんでした。

また、チケットのシステム上、振替公演が決まるまでご希望の方への払い戻しをする事が出来なかった事がお時間を頂いた理由でございます。

今回は中止という形にはなりましたが、事態が収束し余念のない状況でライブを行えるようになりましたら何かしらの形で再度開催をしたいと思っております。

今回の公演を楽しんでお待ちしてくださったお客様、このような結果になってしまい誠に申し訳ございません。

下記日程にてチケットの払い戻しを行います。

2020105日(土)~20201019日(土)

e+ https://eplus.jp/sf/updated_events

お手数おかけ致しますが、ご確認の程宜しくお願い致します。

METROPOLISに小林のインタビューが掲載されてます。2020/07/27

https://metropolisjapan.com/the-novembers-at-the-beginning/

TOUR -消失点-に関するお知らせ2020/06/05

THE NOVEMBERS TOUR-消失点-は新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、
お客様の健康・安全を第一に考慮し、残念ながら開催を一旦見送る事といたしました。
当公演を楽しみにお待ち頂いたお客様にはご迷惑をお掛け致しまして大変申し訳ございませんが、
感染の拡大を収束するべく、何卒ご理解頂けますよう宜しくお願い申し上げます。
現在、振替公演の日程を調整しておりますが、一旦全てのお手持ちのチケットは
払い戻しをさせていただきます。新しい日程に関しては改めて発表させていただきます。
「払い戻し」関する方法や詳細については、下記をご確認ください。
払い戻し作業が確定致しますまでは、お手元のチケット(電子/紙)は大切に保管ください。
その際、紙チケットの半券は切り離さず紛失しないようお願い致します。
※公演当日に会場での払い戻しの対応は行えませんので予めご了承ください。
※半券が切り離されたチケットは払い戻しの対象にはなりませんのでご注意ください。
※受付期間を過ぎての受付はできませんのでご注意ください。
※チケット紛失などによる対応は一切できません。

払い戻し期間
6/6(土) – 7/31(金)

●チケットぴあにてご購入されたお客様
チケットの引取方法などにより手続きが異なります。
お客様のお引き取り方法をご確認の上、以下の URL から該当の払い戻し方法の説明ページにお進みください。
http://t.pia.jp/guide/refund.jsp
●ローソンチケットにてご購入されたお客様
お買い上げのローソン、ミニストップ店舗にて直接払戻しをさせていただきます。
お手持ちの未使用チケットをお持ちの上、ご来店ください。
※配送引取されたお客様は最寄りのローソン店舗で払戻しをさせていただきます。
https://l-tike.com/oc/lt/haraimodoshi/
●e+(イープラス)にてご購入されたお客様(スマッシュフレンズを含む)
・セブン-イレブン/ファミリーマート受取の方は、お受取りになった店舗にて払戻し手続きを行って下さい。
・配送受取の方は、特定記録郵便にてチケットをイープラスまでお送り下さい。
・詳細は下記チャートよりご確認ください。
払戻方法確認チャート
https://eplus.jp/refund1/https://eplus.jp/qa/
● LINE TICKET にてご購入されたお客様
払戻し方法は「LINEチケットinfo」のアカウントにて、LINEのトーク上でご案内をさせていただきます。
「LINEチケットinfo」アカウントとは・・LINEチケットで購入・分配を受け取られたお客様が
必ずフォローしているアカウントになります。
LINEチケットでご購入のお客様は、発券の有無に関わらずLINEアカウントを削除しないようにご注意ください。
【お問い合わせ】 LINEチケット https://line.me/R/ti/p/%40lineticket_jp
※LINEの公式アカウントが問い合わせフォームになっております。
上記以外の購入先に関しては各公演問い合わせ先の URL にてご確認ください。

新潟 5月16日(土) GOLDEN PIGS BLACK
(FOB 新潟) www.fobkikaku.co.jp
愛知 5月22日(金)名古屋 CLUB QUATTRO
(JAILHOUSE) http://www.jailhouse.jp
宮城 5月24日(日)仙台 LIVE HOUSE enn2nd
(GIP) www.gip-web.co.jp
大阪 5月29日(金) 梅田 CLUB QUATTRO
(GREENS) http://www.greens-corp.co.jp/
広島 5月31日(日) 広島 CAVE-BE
(夢番地広島) https://www.yumebanchi.jp/
北海道 6月13日(土) 札幌 SPiCE
(SMASH EAST) http://www.smash-east.com
鹿児島 6月20日(土)SR HALL
(BEA) www.bea-net.com
福岡 6月21日(日)The Voodoo Lounge
(BEA) www.bea-net.com
東京 7月11日(土) STUDIO COAST
(SMASH) www.smash-jpn.com

企画:THE NOVEMBERS / MERZ 制作:SMASH CORPORATION

CINRA.NETに記事が掲載されています。2020/06/02

▼THE NOVEMBERSが鳴らした、混沌極まる時代のサウンドトラック
https://www.cinra.net/column/202006-thenovembers_ymmts

音楽と人のインタビュー記事がWebに掲載されました。2020/05/27

https://ongakutohito.com/?p=5726

きみはいつも いまがはじまり2020/05/27

そろそろ5月も終わりですね、いかがお過ごしでしょうか。
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本日、2020年5月27日 THE NOVEMBERSの8th Album「At The Beginning」が発売日を迎えました。
CD及びデータの先行販売は5月半ばに行われましたが、今日が発売日です。全体ではありませんが、レコードショップも徐々に営業を再開し始めたようでホッとしています。(サブスクも解禁されましたhttps://MERZ.lnk.to/AtTheBeginning)。発売延期になった沢山のタイトルに埋もれているかも知れないので、お立ちよりの際には店員さんに聞いてみてください。

昨年11月11日のワンマン「NEO TOKYO – 20191111 -」を経て制作期間に入り、4月前半にマスタリングを終えました。いまでは全てが遠い昔のことのように思えます。

ここ最近たまに行っているインスタライブや、生配信やメールでのインタビュー、ラジオのコメント等で言及したことも含め、改めてこの作品について少し書こうと思います。備忘録代わりに。
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「At The Beginning」は、我々のレーベルMERZから5年ぶりのリリースとなります。コロナ禍をはじめとする数多くの深刻な社会情勢に対する我々の眼差し、考え、新たな課題を表現した作品であり、THE NOVEMBERS自身の再定義、再解釈、新しい始まりの意味を込めた、重要な作品です。
今作は2020年以降のサウンドトラックになると僕たちは考えています。
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ざっくりとした言い方ですが、今回のアルバムは東洋思想、禅、SF、哲学、技術的特異点、ポスト・トゥルース、宗教、そしてコロナウィルスのパンデミック(結果的に、という部分も含め)、そしてここで生きる個人としての“自分”と“自分たち(個人の集合体、あるいは個人としての輪郭がぼやけた集合体)”の間にあるグラデーションやコントラストなどをモチーフにしました。具体的に音のデザインや位相の設定、フレージングなどにそれらのモチーフを落とし込んだとか、歌詞表現に反映させたとかいう話ではなく、ここ2、3年の自分の関心事が表現に滲み出てきたという方が正確かもしれません(お勧めの本などがありましたら教えてください)。

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「At The Beginning」は、チーム作業に必要なイメージ共有の為に行ったやりとりを除けば、大枠の意味での“○○っぽいものを作ろう”という話をあまりしませんでした。完成系がよくわからないまま、とにかく目の前にある音やフレーズに向き合い、“なんかよくないな”とか“よくなってきた”なんて言いながらひたすらに戯れ、時間をかけて完成させました。とても充実した時間でしたし、いっそ完成なんかしなくていいとさえ思っている自分がいました(完成させたけど)。

幸運なことに「At The Beginning 」はL’Arc-en-Ciel/ACIDANDROIDのyukihiro氏をシーケンスサウンドデザインに招き、より我々の理想を追求することが出来ました(と同時に、前作「ANGELS」の持つ個性、ユニークな点に新たに気付くことが出来ました)。

yukihiroさんと行う作業は、本当に素晴らしい体験でした。僕が作ったプログラミングデータに対する彼の推敲、機材のセレクトや音作り、その録音の工程含め、全てが丁寧で、慎重で、背筋が伸びる思いでした。音素材一つに向き合う時間や姿勢の誠実さが、そのまま彼の人間性だと思いました(僕自身のラフさ、適当さを自覚した瞬間でもあります)。これはブンブンサテライツ中野さんや、土屋昌巳さんにも同じことを感じます。彼らは皆、神聖なものを扱うように音と向き合っています。
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前作「ANGELS」で思い描いたことが、想像していたよりずっと早く、いま目の前に起こっているように思える。言い換えれば、僕は「ANGELS」的な視点で世の中の物事や、その解釈を手繰り寄せてしまう。
「At The Beginning」は本来、上記のような視点を突き詰めたアルバムとして「消失点」という作品名で発表するつもりでいました。そちらの構想では「Rainbow」をエンディングに収録し、これから“はじまる”というメッセージを、胸が躍るような希望と共に残せたらなと思っていました。
しかし、制作期間中に“これから”じゃもう遅い、という考えが先行していきました。もうとっくにはじまってる、と。
僕は「消失点」のその先、次のアクションとしてぼんやりと思い描いていたイメージを手繰り寄せ、「消失点」と同化させました。「Rainbow」が1曲目に収録されることではじまる新しいアイデアの完成に向けて、楽曲自体の形も少しずつ変わっていきました。
CDの帯のコピーを書いてくれているモダンエイジ高野さんとの話し合いを経て「At The Beginning」と新たに名付けたこの作品は、自分たちで手を動かして完成させたにも関わらず、達成感や充実感といった高揚感以上に、静かな感情を僕にもたらしました。なんというか“きちんとキャッチした感覚”とでも言えばいいのか。それを“ちゃんと書き記した感覚”というか。

それは、未来からの啓示のような感覚でした。いまも正直よくわからないでいます。

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本来だったらすでにリリースツアーをしているはずでしたが、発表の通り延期となりました(正直な話をすると、いまだ新たな日程、会場は押さえられていません。払い戻し等の対応含め、はっきりとした発表ができず申し訳ないです。いましばらくお待ちください)。

ライブができないことで改めて思うのは、自分は毎夜毎夜ライブという空間・体験でたくさんのものをもらっていたんだなということです。五感全てで。
お客さんの前で新曲を演奏することで、ようやく新曲のことが“わかる”。というか。それを経て、自覚の有無にかかわらず自分たちのパフォーマンスは更新されていくんだなと。自分たちだけでいくら演奏を重ねても、“わかる”ことってほんの少しなんですよ。本当に。

そこがすっぽり抜け落ちてしまっている今の状況は、正直落ち着かない。

そんな中、Twitter上で「At The Beginning」を聴いてくれた人の感想やメッセージを読むのが、ささやかな楽しみだったりする。
不思議と今作においては、自分の中のイメージとあまりズレてないと思ったし、発見も多かったです。一人で「へえ!」「なるほどね」「確かに」とか言ってます。
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最後に、今作に関わってくれた

Triple Time Studio岩田さん
新たにマネージャーとして我々を支えてくれている柴田さん
tobird
モダンエイジ高野さん
マスタリングのピース中村さん
アーティスト写真をディレクションしてくれた写真家の鳥居くん
ライティグのナベさん
ヘアメイクのキャリーさん
映像のYousuke Asadaさん
LAD MUSICIAN

そして、yukihiroさんに

心からの感謝とリスペクトを。

結成15周年に自分たちが最高傑作と思える作品を完成することができたのは、大きな自信に繋がりました。今作を、沢山の方に楽しんでもらいたい。その為に時間をかけてやれることを一生懸命やっていきます。一緒に楽しんでくれたら嬉しいです。

いまはまだ叶いませんが、「At The Beginning」の楽曲達がライブハウスで爆音で鳴り響いている未来で、あなたに会えますように。

“きみはいつも いまがはじまり、そうさ きみはいつもここが はじまりさ”

よい日々を!

小林祐介

FM KENTO /HAPPY TOGETHERに小林祐介が電話インタビューで出演します。2020/05/20

詳細はこちらからご確認ください。