am2:49の手記2011/06/09

ツイッターに書いていたものをまとめました。
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若葉マークに「Everyday、初級者」なんてプリントされていたら、売れるだろうな。
近いうちに、初級者歴30年なんていう方々(初心者界の巨匠、ビギナー界の玄人、ルーキー名人、、)が台頭してくるであろう。と僕は思ウワケ。
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これくらいおかしなことが、常識として、普通に、蔓延っている。世の中でもてはやされるもの、見くびられるもの、その根拠はどこにあるのかを真面目に(しかしユーモアを交えつつ)考えた時に、足下がグラグラしてきませんか。
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僕たちが「そういうもの」だと教わってきたことに、いまだに根拠や理由を見いだせないものがたくさんあります。役割を想像することに終始してしまいます。大人になった今でさえ、です。
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恨み辛み、妬み嫉みは嫌です。本当に嫌です。人と関わりながら、そういうものに踊らされてしまうのは、とても容易く、ありふれている出来事ですね。そうなりたくないと心の底から思います。
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それまで自分が無意識に手に取っていた(翻弄されてきた)価値観の根拠や理由を疑うことは、きっと大事なことなのだと僕は思います。
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「足を引っ張るその手を放して、みんなで手を取り合おう」と誰かが声高に言った時に、真顔で「いえ旦那、これは前足と後足と申しまして、手なんてものは手前には御座いません。」と言われてどう対処するか。手を取り合うことの意味、根拠を伝えるのか、足と手の説明に夢中になるのか。。
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どちらも大切ですね。「手を取り合おう」という言葉はあまりに常套句過ぎるのもあり、なんとなくのニュアンスで「善いこと」として扱われます。手とは何なのか、取り合うとは何か。そして、何の為なのか。
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と、社会人の初級者は考えました。補助輪を外したばかりの身としては、実に背筋が伸びる思いです。
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取材を受けた後だからかな、いろいろと考えました。おやすみなさい。

小林祐介