少しのこと2011/03/04
僕たちはこれまで通り誰からも何の指図もなくやりたいときにやりたいように自由に曲を作っています。それはとても楽しいし、今現在とても充実した気持ちで制作期間をすごしています。それがインディーズの良いところさ、という考え方がありますが、僕は特にそうは思いません。それは特権ではないですし、誰かから与えられているものではありません。むしろそれを自分で放棄しているのに気付かないような人が多いと思います。
よく音楽をやることの愚痴として耳に届くことのある「誰かからの指図や制約がある」という出来事。
これは発想を変えればある種の導きですし、良い方に持っていくか、悪い方に流れるかは自分次第だと思います。
むしろ音楽を作ること自体にあたっては、実行するかどうかの意志は結局のところ自分にあり、実際に行動するのは自分の手です。やりたければやればいいし、やりたくなければやらなければいいのに、言い訳がましいことを後になって言うから、音楽にまで手垢がついたような印象を持ってしまう時もあります。もったいないです。そんなケチくさい話は。
自分の取るべき態度を大事にする人だったら、言うべきこと、言っても良いこと、言わなくても良いこと、言うべきでないことの区別は、当たり前にするはずです。想像力と自制心のない人というのは、つまるところ下劣であり、「ありのまま」ではなく「図々しい」のです。言い方が違うだけ?個人の中における言い方の違いは解釈の違いですから、僕は言い方が大事だと思います。
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ひとつの経験として、いつかテーマやルールを提示された上で曲を作ってみたいな。そしてそれを楽しむ自信がある。思い切ってチャレンジすることって、大事だからさ。
テーマ:八百長
ルール:演歌
あ、それパスだわ。
小林祐介

