天使たち2019/04/08

4月8日

ほぼ年に一回くらいの更新になってしまっているこのブログ、今日からまたちゃんと再開しようと思います。

というのも、ここ最近 日々の何かしかを思い出すことがどんどんできなくなってきたからです。写真や、SNS、制作した曲のアイデアやデザインのスケッチ、そんなものを見たり聴いたりすると
「あぁ、あの日はこんなことあったなー」なんて思い出したりはするんですが。

とにかく、日々自分が何を思っているとか、そういったとりとめのないことも含めて、更新していけたらなと(次回の更新がまた1年後とかにならないように気をつける)。
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先日、4月6日の赤坂BLITZにて「ANGELS ONE MAN TOUR2019」が終了しました。
会場に足を運んでくれたお客さんをはじめ、関わってくれたスタッフ、各地ライブハウスに感謝。

8本回ったんだけど、もっとやりたかったな。『ANGELS』というアルバムを3月13日に出して、3月16日にはもうツアー初日の仙台だったから、あっという間に終わってしまった。

ただ、『ANGELS』のモードはしばらく続けていくつもりです。一表現として更新しながら、もっと深くこの作品のことをわかりたい。

いつもリリースツアーが終わる頃には自分の興味はすっかり次に行ってしまっているんだけど、今回は違うみたいだ。

そうそう、ハンドマイクを始めたりとか、バンド結成14年目にして今だに新鮮な気持ちを持てているので、楽しくやってます。
これは半ば個人的な主義みたいなものだったんだけど、あくまで自分は「ギター・ヴォーカル」であって「ヴォーカリスト」という意識ってほとんどなかったんですよね。歌うよりギター弾く方がずっと好きだったし。
じゃあなんで今回ギターを置いたのか、って言われると単純に「ANGELS」制作中にギターを弾かなかったから。“自分がギターを弾く前提で曲を作る”といった、お題というか、制約というか、そういったこれまでの慣例・慣習からいつのまにか解放されてたわけです。
音楽を作ることに、フラットに向き合えていたというか。
だから、ライブで演奏することに関しても、自然といつもよりフラットに考えていた。手持ち無沙汰になるからギターでも弾こうかな、とかちょっとは思ったけど、そういった「杖」とか「アリバイ」みたいな感じでギター弾くのもなんかなと思ったので、潔く“歌手”やってます。
まあ、今だけかもしれないし、この先どうなるかはよくわからないけど、しばらくは楽しみます。

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いま実は体調を崩していて( ツアーファイナルの日は帰宅後即ぶっ倒れてました。目の周り真っ赤なまま笑。身体作りからやりなおしだ。)、家でおとなしく寝てるんですが、
なんとなくこういう時って、読みかけの本だとかきちんと聴き込みたかった音楽なんかを集めてきて、ゆったりするいい機会だったりする。

2019年、ひっかかる新譜や新しい出会いがけっこう多くて楽しい。

日本のバンドだと、SPOOLのアルバムをツアー中によく聴いてたな。

ツイッターにも書いたけど、the brilliant greenとかMy Little Loverみたいな、切なげで冷たい情緒みたいなものが心地よい。シューゲイザー、ドリームポップ的な語り口で紹介されてるのをいくつか見たんだけど、そこにはいい意味であまり耳が行かないかな。
うまい言い方が見つからないんだけどシューゲイザー、ドリームポップってすぐ“それっぽい”感じになっちゃうし、なれちゃうから、きちんと別の魅力が並走してないとすぐ聴くのやめちゃうんですよ、僕。

彼女たちのことは BOYS AGE   のKAZくんがツイートしているので知ったんだけど、話を聞くとどうやらTHE NOVEMBERSのことも好きで聴いてくれていたらしく、嬉しかったな。
やっぱり、感性は共鳴するんだなと思った。
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先日、ライターの八木皓平さん(彼は「ANGELS」の論考を書いてくれましたhttp://mikiki.tokyo.jp/articles/-/21064)に教えてもらった「すべての道はV系へ通ず」を
藤谷 千明さんから頂きました(気になってたのですごく嬉しい、感謝)。
僕は文章を読むのがものすごく(想像してるよりずっと)遅いので、時間をかけて楽しもうと思います。

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ツアー中や取材の際にマネージャーと話していたんだけど、「ANGELS」に関するネット上の論考(僕はまだいくつかしか見れてないと思うんだけど)がすごく面白かったので、どなたかまとめてくれませんかね(まとめて読みたい)。
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まさにとりとめもなくいろいろ書いてしまいましたが、なるべく続けていくつもり。

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あまり接点のなかった音楽家の訃報。

音楽は、誰かがそれを聴く限り、想う限り、そこにあり続ける。残り続ける。

いつか自分にも来るであろうその日のことを、たまに考える。
最後に歌うであろう歌
最後に弾くであろう曲
それを聴いてくれるであろう人

いまは知る由もないけど、それは必ずあるんだ。
出来たら、最後までいい時間であってほしい。で「次会うときまで元気で」と言って別れる。

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よい夜を。

小林祐介