よく忘れる2019/04/11

4月9日

これを書いているのは10日の24:39なんだけど(思い出してまとめて書けばいいやって思ってた)、早速9日に何があったとか何を食べたとか、思い出せない。とりあえず、体調が悪かったので家にはいたんだけど。これはなかなか深刻かもしれない(ちなみに、買い物を頼まれても、パーフェクトに物を揃えられた試しがほとんどない。余計なものを買ったり、1番の目的のものを買い忘れたり、変なものを買ったりしてしまう。メモすればいいじゃん、って話なんだけど、そもそもメモが間違ってる。あとは、メモ自体を置き忘れたり、メモしたことを忘れてたりする)。

あ、昼過ぎにウォーキング・デッドを観たな。もう何年も前からずっとみてる。ゾンビものの海外ドラマだ。
普段ゾンビ映画とかを観ないし、海外ドラマも全然観ない(いろいろオススメされるから観たいものはいくつかあるんだけどね。なかなか観る気にならない)。
そもそも、僕はそんなに沢山の本を読んだり、映画を観たりしない(他の人がどうなのか知らないから、量の話はなんとも言えないけど)。気に入ったものがあると、それにのめり込んで何度も読んだり観たりする。しばらくして、同じ作者の作品や、関連作品にゆっくり移行する。作品との出会い方は様々で、メンバーや友達からのおすすめもあれば、ネットや雑誌で知ったりもする。まあ、普通ですね。
ただ、「これは読まなければ(観なければ)」みたいな直感は結構あたる。たまたま開いたページのレビューとか、たまたまツイッター上で目に飛び込んできたセリフの引用元とか、一枚の写真とか、なんでもいいんだけど、偶然に思えるようなものがなぜか示唆的に、なんなら啓示のように思えて「これはきっと、観ろ(読め)ってことだな」なんて思い込んだりする。
歌詞を書く時にも、こういった“思い込み”が当てはまる。傘についた水滴がひとつにまとまって流れ落ちていく様子とか、娘が目を覚まして最初に話す言葉とか、冷蔵庫の残り物とか、家の鍵が見つからないときのポケットの中とか、それこそチャイニーズ・レストランとかね。「これ、歌詞にできるな」とか、そういった打算的な想いじゃなくて、うまくいえないんだけど「たぶん、これはあとになっても覚えてる」っていう風に思うんだ。とか言ってすっかり忘れてることも多いと思うけど。

話は変わって、僕の娘はいま4歳なんだけど、小さな頃からよく肩車をしてる。保育園はわりと近所だからよく肩車で通ったりしてたんだけど、最近はすっかり大きくなったから(クラスで一番大きい。なんなら上級生より大きい。)、だいぶ頻度は減った。でも、まだ「肩車してー」とか言ってくるので、そういうときはする。毎回「重くなったねー、大きくなったねー」なんて話すんだけど、本人曰く「高校生になっても肩車してもらう」らしい(いいんだけどさ)。
ふと「赤ちゃんの時も肩車いっぱいして○○だったねー」とか、昔の話をすると、娘はあんまり覚えてない。僕としては印象的だったこととか、思い出深いことも、当の本人はすっかり忘れてる。だから僕は「じゃあ、今日こうやって肩車しながら“高校生になっても肩車してー”なんてお話ししたことも、忘れちゃうねー」と言ったんだけど、「忘れないよー忘れるわけないじゃんー」と返してきた。なんだか切ない気持ちになった(そういえば、自分は親に抱っこされてた記憶とか、肩車されてた記憶があまりない。写真にはたくさん残ってるんだけど、記憶にないんだ)。

あの日、確か夕飯の材料を買いに行った帰りだったんだけど、何を買ったか全く覚えてない。

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4月10日

今日は1日息子と過ごした(あ、実は去年の夏に長男が生まれたんですよ。別に隠してないし、ラジオとかでは話してたんですけどね。4年前、娘が生まれた時に公表したことで、ナタリーの記事にまでなっちゃって、なんとなくおおごとに感じてしまったので、長男誕生!みたいにはしてませんでした。ちなみに、僕に顔似てるらしいです)。

熱を出してしまったので、家で二人。赤ちゃんとか、言葉や身振り手振りの意味が通じない相手と一緒にいると、普段自分がどんな風にコミュニケーションを取っているかを改めて意識する。
彼はなんでもかんでも、物珍しそうに、興味を持っている。初めて見るものばかりの世界だからね。僕がすっかり慣れきって、飽ききってるようなものをおもちゃにして、一人で遊んでたりする。

そういえば、今日は一日中雨だった。昨日、モッズコートをしまうために洗濯したんだけど、取り込むのを忘れてびしょびしょになってしまった(面倒臭くて実はまだ取り込んでない。雨に打たれっぱなし)。
このモッズコートはとても着やすいのでよく着ている。お金とかカードとかUSBメモリとか、鍵とか、文庫本とか、イヤフォンとか、のど飴とかが入ってるので、物忘れの多い自分としては、これを着て外出すればなんとかなる、といった便利グッズでもあります。制作期間中とかは、毎日いつのまにか気絶するように寝てたりしたのですが、この暖かいモッズコートのおかげで風邪もひかなかった。よく、おしゃれで「あえてパジャマを着てきた」みたいなやつありますけど、僕の場合は逆で、私服で寝てることがよくありますね。余裕でデニム履いて寝てたりする。とにかく僕は朝が弱いので、朝何かをすることがいちいち本当に苦痛なんです。でも、私服で寝ると起きてそのままでいられるからとても効率的なんです(誰からも理解されませんが)。

そういえば、本とか映画と一緒で、気にいると同じ服ばかり着たりする(同じものを何着か買ってたりもするし)。

たぶん、毎日の気分によってあれこれ変えたりセレクトしたりするのがそんなに好きじゃないのかもしれない。というのも、毎日、毎時間、自然と自分の気分や状態は変わっていくので、いろんなものが変わると落ち着かなくなるから。別の言い方をすると、最適化のセンスがない。必要としていない、とも言えるけど。うちのメンバーはみんなおしゃれだから、いろいろ知ってたりいろんな服着てたりして「ほおー」って感心しちゃうことがある。僕はもらいものとか、縁があった時にたまたま買ったりとかがほとんどなので、服のことはあまり詳しくない。ただ、自分が着たいものとか着たくないものはわかる。そのくらいのバランスで留めておかないと、毎朝何を着るかで何時間も悩んでしまいそうだから、ファッションに興味はあるけど深追い出来ない。デザインしたりするのは、不思議と好きなんだけどね。

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このあと早朝(4月11日(木)の午前4:00〜5:30)
JFN「Memories&Discoveries」の番組内にて、朝のプレイリストを選曲しました。

http://park.gsj.mobi/news/show/54663

なぜか早く起きてしまったり、眠れずに朝になってしまったら、なんとなく聴いてみてください。

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よい夜を

 

 

小林祐介